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頭は踊るときの「重し」として使う
2012年5月24日
「頭は踊るときの”おもし”として使う。分銅のように。」
頭を適切な位置にもってくることで、パの動きのコントロールが楽になる。
例えば、ランベルセするときに、最初は図のように頭を斜め後ろに傾けたままであっても、くるりと振り返るときに、頭をまっすぐに戻してしまうケースがある。
すると、せっかく反った動きで得た推進力が失われてしまい、そのあとの振り返りの動きがぎくしゃくしてしまう。
一方、重しである頭を反らせたままで、思い切って四番の脚を後ろに下ろし、上半身の反りは変えずに下ろした足に最初の軸足を引き寄せるようにすると
自然にくるりと振り返りの進行がうまくいく。
これは、頭が傾き続けることで自然に横に進む力が得られるからかもしれない。
頭を傾けることにより重心をずらして動きのきっかけや推進力を得る例として、
プロムナードの時の進行方向や、バランセの際の左右に振るとき
「頭に重みをかけるように」と注意された。
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