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ピルエットは下りる時の体重移動が大事

2016年2月25日

ピルエットで上手に回るための指導は様々な場所で受けたし、
自分自身でも小さい頃から研究し、訓練してきたものだけど、
どうやって美しく下りるのかについては、ほとんど考えていなかった。

回るときには、竜巻のようにまっすぐ上に一本に引き上げていくので、
、足を下ろすときにも重心を移動させずに軸足のままにしておきたくなる。
すると、ルティレの脚を着地させても、着地部に力が入らないので体の回転を上手に止めることができない。結果として、バランスを崩しがちになる。

一方、着地の際には、体を引き上げつつ、重心を前後にしっかり移動させる意識を持てば、放物線の軌跡のように軽いふわっとした着地ができ、なおかつ下りた脚にしっかり体重が乗るので、きちんと止まることもできる。

「下りる時には、重心を移動させてよい」という理屈は、気づきにくいことだけど、大きな発見であった。

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