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グランワルツ 足が前に出ていかないと腰がつまってしまう


2010年1月7日
「(グランワルツのときに)それぞれのパのつなぎで
どんどん足が前に出ていかないと腰がつまってしまう。
足は胴の動きを先導していく。」

クラシックバレエのレッスンでは、足の動きの鍛錬が多く、ポールドブラを動かす機会が少ない。そのような中、レッスン最後のグランワルツは腕を大ぶりに動かして、最もバレエらしい動きをできる絶好の機会だ。
そのせいもあるのか、腕の動き、上半身の動きに関心が集まり、足の動きが後追い的にちょこまかして見えることがある。まるで水泳のクロールやバタフライの時の脚のように・・・

そのような場合、意識的に足を前に出してみる。例えばバーランセをするならば、最初の一歩を大きく前に出す、そのことで、体重が大きく移動し、
腕の動きもついてきて、自然に美しく見える。

グランワルツの時、アームスで引っ張っていくのではない。
「アームスはあくまで方向指示器である。
意志をもって体を運んでいくのは、足と背中なのだ。」

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