検索上位の[インスタフォロワー増やすぞガイド]。ほとんどがウソっぱちだった件part 1
私はうさぎのインスタアカウントを持っているんですが、そこでフォロー・フォロワーの研究や、投稿の楽しみ方などを、飼いうさぎを通じてやっていました。うさぎは2月に亡くなってしまい、いろいろひと段落と整理の意味も含め、この2年半ちかくの運営で得たフォロワー獲得のTIPSをまとめてみようかな、と今回記事にしてみました。
うさぎのアカウントホルダーの平均フォロー・フォロワー数とマイアカウントの概要
うさぎのアカウントが持つフォロー・フォロワー数規模は、だいたい以下のような感じです。
フォロー中 350人
フォロワー 260人
総ポスト数 200人
運営3年
うさぎに限らず、だいたいの個人アカウントはこのくらいの数ではないでしょうか。それに対してわたしのうさぎアカウントは、以下のような感じです。
2016年8月20日開設
2年9か月運営(2019年3月16日現在)
フォロー中 2700人
フォロワー 6460人
総ポスト数 256
一般の個人アカウントよりは圧倒的にフォロー数・フォロワー数が多いものの、アイドルうさぎのレベルは2万以上というものなので、このうさぎコミュニティの中では「まあまあインフルエンサー」の規模です。うさぎは日本のみのフィールドではなく、世界共通のテーマコミュニティであるというのも特徴で、フォロワーの3割くらいは外国人アカウントです。
マイアカウントのフォロワー数の推移
2016年8月20日から10月30日の2か月でだいたい1000達成しています。1000人獲得までは、早かった。それ以降は、一度飽きたのもありましたが、コツコツとフォロワー数をのばし、1年ちょっと後の2017年9月に3000人を達成しました。
「ま、このくらいでいいかな」と、
またもや飽きてしまい、うだうだしてましたが、2017年11月ごろから改めて地道な活動を再開し、これまた1年かけて2018年10月6000人を達成しました。
1000人の壁
3000人の壁
5000人の壁
があり、
6000人達成は、自分の中では結構奇跡です。調子に乗ってまた増やそうか、と思っていたら、うさぎ死去、となってしまいました。
検証スタート:言われている考察に対してどのくらい賛成か?
この記事は、インスタグラムのアカウントを自分ですでに持っていて、運用における基本的なTIPS(ストーリーズ、フォロー、フォロワー、ハッシュタグ、写真・動画の編集の基礎、コメント)が理解できていることを前提に書いていきます。インスタグラムって何?みたいな解説まで載せてしまうと、大変な量になるので読んでもらいたいテーマまでたどり着けないかもしれず、カットしていますので、あらかじめご了承ください。
さて、インスタ運用方法が基本的にわかっていて、フォロワー増加策をどうしようか、とそのアイデアを探すわけですが、これからあげることは実際にやってみた感想を考察していくわけですが、その結果としてタイトルテーマにはどのくらい賛成できるかを%表示していきます。
すべてのフォロワー増分析記事は憶測(90%賛成)
インスタグラムが公式にフォロワーを増やす策を具体的に論じている記事は、ビジネスブログ内でいまのところ見つけることができていないです。それっぽいことが書いてありますが、それはフォロワーを増やすことではなく、「いい写真を投稿しよう」というものでした。フォロワーを増やす、というのはインスタを楽しむ本筋ではないようです。
ということは、フォロワーが増える要素の分析記事は、すべて体験に基づくもので、グーグルの検索基準のアルゴリズムがどうなった、みたいなものほど細かい考察ができない、ということになります。体験談をたくさん読んで、共通することを中心に自分で試していくしかないわけです。
しかし、「いい写真」って、なに?
これについてはじっくりと、このあと考察していきます。
ジャンルをしぼりこむ(70%賛成)
インスタでフォロワー数を増やすポイントは、1つのテーマに特化していくこと、というのはいろいろなガイドに挙げられています。徹底的にラーメンをあげていたり、ネコの写真だらけだったりと、いわゆる写真集を作る感じで構成を心がけよ、ということです。そのほうが、フォロワーさんたちにとってわかりやすいからです。
わたしの扱うテーマは、自分の飼いうさぎの写真集で、うさぎ好きとつながっていくことを主題としました。なので、フォローはうさぎを扱うアカウントを条件にし、フォロワーは自由、ということにしました(マーケティングにおけるターゲット設定と同じです)。
質の高い写真をそろえる(50%賛成)
一眼レフを持っていて、写真を撮るのが大好き、という人ならまだしも、実際のユーザーはiPhoneで手軽に撮ったものをすぐアップするのが圧倒的多数なわけで、その中できれいな風景写真がどのくらいゲットできるのか、というと、そうそうないですよね。
また、インスタはフィルターを入れてしまうととくにそうですが、元の画質を投稿に適した規格に大きく下げられてしまいます。
質の高い写真をそろえるのは、大変です。では、できることは何かというと、「企画のいい写真」をつくることだと思います。
うさぎの撮影の場合、室内飼いだと部屋の中でのショットがどうしても増えてしまいます。部屋の照明があまりよろしくないほうが多いので、そういった環境の中でいかにいいねを得られるような写真を撮るか、というと、もう企画力を中心に撮るしかないわけです。
総合力といっても、一番引っ張られる要素は必ずあります。その不利をいかに克服するかを考えていくと、このあと語る世界観も自然と統一されるものだな、というのが実践を通じて感じたことでした。
世界観を整える(50%賛成)
ジャンルを絞り込む、の項でも書きましたが、世界観でいちばん大事なのは、1アカウント1テーマにそろえることですね。食べ歩きとうさぎと観光とディズニーをごちゃまぜにしたアカウントの共感度合は薄れます。
構図や企画を固めて一定の方向感を出すのも大事ですが、それ以前にそれぞれの人には何らかの制約があるはずで、日々のポストはそれにかなり引っ張られる、というのが現実のはずです。これをいかに克服して、自分の決めたい世界観に寄せるのか、というのがポイントになります。決めた世界観がふだんの生活に沿ったものであれば、その努力は簡単ですが、そうでない場合には工夫の連続になりますね(それを楽しむのもインスタです)。
うさぎの場合は「室内飼い」のウエイトが日々の撮影で比重が高いので、照明のコンディションが制約となりました。
フォロワーを、金で買う(0%賛成)
検索上位のページは、結局ここに誘導するためのステマ記事であることが多いので、結構このパターンは目にします。フォローしてくれる人たちを金で買うっていうのがありますが、まったく意味がありません。よほど趣味が一致しない限り、4,5か月で元通りになります。
ただし、インスタフォロワー数を選考基準にしているモデル事務所や番組のキャスティングなどでは、この方法はアリかもしれません。その時多ければいいわけで(そもそもフォロワー数が選考基準、なんてのがおかしな話なんですけれど)。
まとめ:検索上位はステマだらけのフォロワーガイド
投稿をたくさんの人に見てもらった方がおもしろい、と思った私は、フォロワー数増加の記事をグーグルから探して、サイトを訪れてみたわけですが、上位に表示されるものはほとんどがフォロー管理ソフトのステマ記事でした。まあ、それでも参考になる要素は初心者的に見てもあったことはあったので、いちおう試してみるわけです。ひとつひとつやってみた結果、得た感想は、「だいたいうそっぱち」でした。
次回は実際にどんな「おすすめ方法」を試して実際にどうだったのかをひとつひとつ細かく検証していきます。
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