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【NOTE書評】起業のルール(四ッ柳 茂樹)

起業のルール(amazon)

【読んだ目的】起業にあたって大事にするべきポイント、どのような手順で事業を起こしていくかの情報を得るため。尊敬している人がおすすめですとフェイスブックで宣伝されていたので、代官山TSUTAYAで平積みになっている本書を購入した。

【本書の概要・どんな本なのか】
著者が起業の相談を5,000件以上うけているなかで、起業に際してのポイントを端的にわかりやすくまとめてくれている本。

【目次】
第1章 成功し続ける起業への踏み出し方
第2章 成功するビジネスプランを立てる秘訣
第3章 「社長」になるための心構え
第4章 起業直前の準備が成否を決める
第5章 起業直後に差をつけるスタートダッシュ!
第6章 起業を軌道に乗せるための成功・成長ルール

【参考になったポイントと私の所感】

・何のための起業なのか
起業とは法人格を作り、ビジネスと組織を作ること。そして、ドラッカー教授は、「組織とは道具である」と言っています。道具を作ることは目的・ゴールではありません。何を求めるのか、何を作り出すのかがポイントであると、最初にいちばん大事なポイントについて書かれています。

・独創性を武器にする
自分の強みを活かすこと、その強みを活かす場所を考えること、本書でいうところの、「独創性」を武器する、という点が私にとってはもっとも重要であると感じました。

 ・人とのつながりが起業の上では大事
起業とはともすると孤独な仕事であり、また、誰も気づいていないフロンティアを開拓するイメージがありました。しかしその気持だけでは独りよがりになってしまってかえってうまくいかない事が多いということをいろんな表現で伝えてくれているなぁと感じました。人のアドバイス・力を借りること

・事業の最後までをイメージしておくこと
事業計画においては、事業という箱をイメージすること、そして何がしたいのかをイメージしておくことが大事であることに気づいた。終わりを決めておく。そして、Out of the box するためにも、最初に箱が必要だ。

・起業・事業の本質とは周りの人を幸せにし続けること
 そのための、事業をうまく回すための戦略・戦術はすべてHOWであると気づかせていただけた。

起業するぞ!と決めると、とても高揚するし、責任感とかプレッシャー、プライド、よく見せたいという気持ちが出てくる。
でもそのそれを一歩踏み出すまえに、本書を読んで心を静かにして考えることで、かえって起業がうまくいく、そんな機会を与えてくれる本だと思いました。

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