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ラブライブ声優を撮るカメラについて

2024.06.29 意図したニュアンスになるように一部修正、撮影設定を詳しく追記、おすすめ機材でAPS-C機について言及

2024.07.14 現像について別記事を書いたのでリンクを追加


ラブライブ声優を撮る

2024.06.23に石川県金沢の金沢ゴーゴーカレースタジアムにて
ツエーゲン金沢×蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのサッカーのコラボ試合がありました

過去にもこのようなイベントには参加していて
撮影した写真をTwitterに載せていたのですが…

直近の蓮ノ空のイベント後は、過去と比べ物にならないほど伸びており
「自分もカメラで撮ってみたい!」というようなツイートも結構あったので
僕がどんな機材を使っていてどんな設定で撮影しているかなど、記しておきたいと思います

また、RAW現像(PCなどでの写真の編集・加工)前提での撮影なので、それについても別で書こうと思います書きました


イコラブなど大手アイドルのカメコが存在する界隈を見ていても
編集して綺麗な画像をSNSにあげるのに相当気を遣っているし(アイドル本人が画像を使ってくれたりいいねが来たりする事があるからだとは思うが)
そもそもアイドル側が投稿速度より綺麗な写真をあげて欲しいと言っているようです

僕も綺麗な画像をあげるべきだと思っているので
選別してちゃんと編集した画像をSNSにあげるということを大事にしています

過去に参加したコラボ試合

2023年9月ヴィッセル神戸
11月ツエーゲン金沢
2024年2月アスルクラロ沼津
6月ツエーゲン金沢

以上の4回行っています

僕の機材遍歴

それぞれの機材名の後に、「マップカメラ」や「カメラのキタムラ」での
記事作成時の中古相場を参考に書いておきます
※カメラ機材は中古で買ったりレンタルするのも全然ありですし、僕もそうしてます

2023年(機材不満があり全て売却済み)
ボディ 
Panasonic LUMIX S5 14−16万 2020年発売
レンズ
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary(9月星コラボで使用)  9−11万
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports(11月蓮コラボで使用) 15-16万レンタル

2024年
ボディ
SONY α9 18-20万 2017年発売
レンズ
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(2月6月とも同じレンズ) 22-25万ですが都度レンタル使用しています

今の機材が性能と値段を考えたときにベストだと思っています

α9と200−600mm
被写体と距離が近いのであれば100−400mmを組み合わせれば
ほとんどの場合で撮れます

というより、これで撮れないなら他のほとんどのカメラでも撮れない状況なので諦めるべきです

僕自身α9は買っていますがレンズはレンタルです
200-600mmレンタル1泊2日で1万ほどでしょうか
ちなみに本体もレンタルすると同じぐらいの値段だと思います

レンタルならもっと高いカメラもレンタルできますが
高いカメラはレンタル代もかなりするのでその点でもα9は安いです

撮影設定

モード
シャッタースピード優先もしくはマニュアルモード

被写体ブレを抑えるためにシャッタースピードを指定したいため

ISO感度
オート(オート上限ISO 6400)

オートにすることで明るさに合わせて適切なISO感度が選択され
適正露出で撮影できるはずです(ISO上限が低すぎる場合を除く)

これは絞りもシャッター速度もほぼ固定なのでISO感度ぐらいでしか露出を変更する部分がないからです

手動設定した方がいいという人もいますが
ライブのようにライトが当たって頻繁に明るさが変わるわけではないので上限だけ決めてオートにしてます

カメラによって高感度耐性は異なるのでノイズが許容できない場合は上限を下げる必要があるとは思いますが
少々のノイズならAIノイズ除去で綺麗に消せるので
編集前提でISO上げて適正露出で被写体を止める方が僕はいいと思います

今回はオートで勝手にカメラがISO4000-ISO6400らへんを選択していました

シャッタースピード
焦点距離による手ブレと被写体ブレを抑えるために
1/400から1/800ぐらいの間で設定

トークショーなどで被写体があまり動かない場合は
明るさを稼ぐために1/320とかを使うのもアリでしょう

今回は600mmの望遠側を使う事が多かったので
1/500をメインに使用し、少し明るくなれば1/640で撮影していました

今回撮影したデータを見ると
暗い時は1/500でISO 6400に張り付きでしたので若干のアンダーぎみでした

絞り
絞り解放(一番明るい)を使用
なかなか明るさが確保できないのでオートでも絞り開放になってることがほとんどでしょう

天気が良いなどの理由で明るさが確保できるなら
少し絞ってボケなくしてピントの合う範囲を広げるのも良いと思いますが
その前にISO感度下げましょう

AF設定
動いている被写体を撮るのでAF-C(コンティニュアスAF)

顔/瞳認識はON
フレキシブルスポットLもしくはM(AFエリアのこと)でエリア内に入っている顔をシャッター半押しでトラッキングして追従
(僕は親指AFしない人です)

これで、複数人いてもピントを合わせたい人の顔をエリア内に入れることでフォーカス対象を設定でき
トラッキングに任せて被写体を追いつつシャッターを切れます

注意としては、被写体の追従はカメラのAF性能がもろに出るので
カメラによっては追従なしのAF-Cの使用になることもあると思います

説明として利用した固有名詞がSONYのカメラのものですが
他社カメラでも同様の機能があります

ホワイトバランス
現像のことを考えると環境に合わせて何かに固定がベスト
分からなければオートでも後でいじれます

α9はオートホワイトバランスが若干微妙なので撮ってるうちに色が変わったりします
なので、今回は途中から曇りで固定しました

ドライブモード(連写)
写真の選別やバッファのことを考え
秒10コマの連写で撮影していました

良い感じの表情で撮れていることも多かったので
これ以上撮影コマ数を増やす必要はないかなと思いました

シャッター方式
電子シャッターです

積層センサーでないカメラの場合は
電子シャッターで盛大に歪む可能性があるので
メカシャッターを選択しましょう

記録方式
RAWかRAW+JPEGでとにかくRAWで記録です
連写時間を稼げるように圧縮RAW迷わず圧縮RAWを選んでいます

後述しますが、デュアルスロットのためRAWとJPEGを別々のカードに書き込めるので
今回はRAW+JPEGで撮影しました

カードへの書き込み
α9はSDのデュアルスロットなので
UHS-Ⅱ対応のスロット1にRAW
スロット2にJPEGを書き込ませました

メモリーカードについて
書き込みが高速なメモリーカードはバッファの開放を早くし
連写時間を延ばすことができます
とにかく書き込み速度が速いカードです

最新のカメラではSDカードより数倍高速な
CFexpressという規格のカードが使えるはずなので使いましょう
SDカードであればUHS-Ⅱ対応のSDカードが高速です(カメラがUHS-Ⅱ対応かは確認してください)

α9はSDカードのみ対応なので
UHS-Ⅱ対応のスロット1にUHS-Ⅱ V60のカードを使用していました
スロット2にはSDカードの中でも書き込み速度が速めのやつを使用していました

なぜUHS-Ⅱで一番速いV90じゃなくてV60のカードなのかですが
α9はそもそも書き込むのが結構遅くて
V60でも速度的に足りているようだからです
(どっかのサイトに検証されているのを見ました)
あと、V90は急に高くなるのでV60のSDカードがお財布に優しいです

メモリーカード容量についてですが
これはカメラごとにそもそも画像サイズが異なるし
連写速度による撮影枚数も異なるので何とも言えませんが
3000枚~5000枚ぐらい撮れる容量は最低でも必要だと思います

α9は128GBで5000枚ほど撮れるので僕は保険も含めて256GBのUHS-Ⅱ V60のSDカードを使用しています

今回は4000枚ほど撮影したので128GBでも事足りていたようですが
どれぐらい撮影できる時間があるのかわからないので
大きめのカードを用意するに越したことはないようです
僕は1万枚撮れるようにしておけば問題ないだろうと思ってます

バッテリー
バッテリーが切れたら元も子もないので大事です

僕は予備としてバッテリーを1個持ってはいましたが
今回は4000枚ほど撮影して
撮影していない間にWi-Fiで画像転送しても
65%残っていましたのでバッテリーを交換せずともかなり余裕がありました

最悪試合中にモバイルバッテリーから本体へ充電ができるので
1個でも問題なく運用できそうですが
試合も撮りたいとなると予備を1個用意しておくとかなり安心できると思います

ちなみに、ミラーレスは一眼レフと比べてバッテリー持ちが悪いのは確かですが
上に書いた通り普通に使えるぐらいはバッテリーは持ちます





後は個人の感想文みたいなものなので
読みたい人が読んでください


なぜα9なのか

まずはこのnoteを読んでほしいのですが、ここに僕の機材選びで必要だと思っていることのほとんどが書いてあります
というか、アイドルを撮影してSNSにあげるまでに何をするべきかほぼ全て書いてあります

サッカーや野球などのコラボイベントで声優を撮影する状況にも同じような事がいえるため、めちゃくちゃ参考になります
(唯一大きく違うのはシャッタースピードぐらいでしょうか)

noteを読んでもらった上で
なぜα9を選んだかという理由ですが
単純に撮影に必要な性能を持っておりながらコスパがずば抜けているからです

撮影に必要な性能

  • 高速で正確なフォーカス性能

    • 被写体は人なので、顔/瞳AFが精度良く効くものがふさわしい

  • 継続的な連写性能

    • 最低でも秒10コマ程度連写できる性能が欲しい
      (秒20コマで撮ると写真を選ぶのが大変でした)

    • かつ、バッファが大きいもしくはカードへの書き込み速度が速く
      連写が継続的にできること

  • 高感度耐性があること

    • 曇りや雨など明るくない場合でも撮れる高感度性能
      (すなわちフルサイズ機がベスト)

これのどれかが欠けると
ピントが合ってないボケた写真
撮れてはいるが目を瞑っていたりなど使えない写真
被写体がブレていて使えない写真
ノイズが酷くて使えない写真
などの写真を撮ることになってしまいます

「なんだ、結局高いカメラが必要じゃん」
と思う人もいるかもしれませんが
これはその通りであり、その通りでないのがα9です

以下は僕が思うα9のメリット・デメリットです

α9のメリット

  • 今でも通用する一級品のAF性能(連写時のAF精度の高さ)

    • 旧フラッグシップ機と言っていい機種なので
      素のAF性能がとても高く
      被写体が人物であれば顔AF・瞳AFがしっかりと効き
      リアルタイムトラッキングと合わさって
      移動する被写体にAFがきちんと追従します

      これは、顔がある程度見えてさえいれば
      傘やマイクなどにピントが持って行かれる事が少なく
      歩留まり良く撮影するのにめちゃくちゃ重要です

      積層センサー搭載による高速読み出しもAF性能に重要です

  • 積層センサー搭載による実用的な電子シャッターでの連写

    • 歪みがほとんど気にならない

    • 連写でブラックアウトしない

    • 連写速度が稼げる

    • 大きなバッファで連写時間もある程度長く撮れる

      積層センサー搭載の強みではありますが
      メカシャッターをメインで使う機種でも
      ブラックアウトと連写速度、連写時間を気にしなければ
      どうにかなる機種もあるでしょう

  • 高感度にもそこそこ強い

    • 高感度番長のα7Sシリーズには敵いませんが
      常用感度は他社の同程度の解像度のカメラと変わらず
      実際に使用していても問題ないです

      フルサイズセンサー機を使う理由はこれですが
      天気が良いなどの理由で明るさを確保できるならAPS-C機でも十分な可能性はあります
      ただし、過去に参加したイベントはそんなに天気良くない事が多かったです…

  • 上記の利点が20万程で得られる

α9のデメリット

  • 発売が2017年なので古い

    • 修理や故障のことを考えると新しいのに越したことはありません

      ただし、電子シャッターをメインで使えるα9はどれだけ撮影してもシャッターは劣化しませんので
      一眼レフほど気を使わなくても良いと思っており
      ちゃんとメンテナンスされた中古を買えば問題ない部分だと思っています

  • メニューが古く、動作は若干もっさりしている

    • これも古いからなのですが
      今のSONYのαシリーズ現行機(α1やα7Ⅳなど)と比べると
      メニューが古く起動などの動きも若干もっさりです

      画像をカードへ書き込み中にも変更できない設定が多いなども
      現行機と比べると劣る部分です

      ただし、そんなもんと思えばそんなもんです

  • 撮って出しの色味が微妙(特に人物)

    • 編集前提なので気にしていませんが
      速報などの画像が出しにくいのは事実です

      これも現行機では問題にならないぐらい改善されているそうです

  • メモリーカードへの書き込みが遅い

    • バッファが詰まることを考えると秒10コマで撮るのが無難でした
      少しバッファに気をつけて連写をするだけで問題ない事がほとんどでした

まとめ

色々書きましたが、撮影に必要な性能のほとんどがα9にはあります
デメリットもありますがこの性能が20万程度で手に入るのは
バーゲンプライスと言っても過言では無いと思います

カメラに詳しい人ほどわかると思いますが
これより値段を下げるとグッと性能が落ちます

少し高いのは承知ですが、それでも満足に撮影をするための初期投資として
カメラの性能を考えるとかなり安いので
10万程度かけて入門機買うぐらいならα9買った方が上手く写真が撮れますし使っていて上位機種が欲しいな〜と思わなくて済むはずです

撮影に慣れるというのが少し難しいですが
レンタルするという手もあります

α9は少し古くて中古しかないですが
マップカメラやカメラのキタムラのようなメンテナンスされたものであれば
保証も効くので少しは安心です

仮にα9以外のSONYのカメラを買うとして
SONYのαでまずお勧めされているのはα7Ⅲだと思いますが
中古の値段はほとんど変わらないし
α9買わない意味がわからないレベルで性能差があります

後継機のα7ⅣはAF性能以外は負けてる部分もありますが
30万程なので値段が高いです
というかそれならα9Ⅱの方が用途に合ってます

ベストはα1ですが、60万とかするので流石に選べませんし
他の機種も20万超えるものがほとんどなので考えません

他社のカメラを買うとして
ミラーレスで被写体を追従する実用的なAF性能と連写時間が稼げるフルサイズ機は
ほぼイコールでフラッグシップ機となる積層センサー搭載機種しかなく
どれもこれも50万以上かと思います(Canon EOS R3、Nikon Z9、Z8)

非積層センサー機でもカメコが使っているのをよく見るもので
実用的な性能を持ち合わせているのはEOS R6Mark2だと思いますが
30万程します

つい最近出たNikon Z6Ⅲは部分積層センサーでAFも良さそうですが
40万程しますし、少し待っても30万ぐらいまでしか下がらないでしょう

他社カメラをお使いの方には申し訳ないですが
α9以外に勧められるような値段のものはありません…
それぐらい積層センサー機は高いのになぜかα9は安すぎます

マウント変更できない方は素直にZ9/Z8かR3を買ってください
(マウント変更してα9買った方が安いかも?w)


以下は以前使っていた機材のネガティブキャンペーンなので余談ですが…

LUMIX S5を売った理由は必要な性能がなかったからです
電子シャッターは歪むしメカシャッターは秒5コマで少ない
おまけにAFもマイクにピントが合っていたりして微妙でした
安いから買ったのですが失敗でした
α9と比べても数万安いだけだし選ぶ理由はないです
唯一色味は良くて、撮って出しも使いやすかったです

最初はレンズも微妙かなと思っていましたが
α9に買い替えてピントが合っていなかったんだとはっきりわかりました

ちなみに後継機のS5Ⅱも考えましたが、まだ20万以上しますし
そもそもAFがα7Ⅲ並らしくて絶対不満が出ると思ったのでマウントごと変えました

おすすめ機材

何度も言いますが
α9と200−600mmが性能とコスパ最強だと思ってます!!!

歩留まり良く80−90点の写真が量産できます
20万ほど用意できるなら、ボディ買って
コラボ試合の日にレンズをレンタルしたら僕と同じように撮れます!
何ならボディをレンタルしてもいいです
その場合は3万ほどあれば一式借りられると思います

ただし、200−600mmは少々レンズが重いので
100−400mmなども検討する必要はあると思います

お金がある方はボディはα1を使うとよりAFが安定し
5000万画素の高解像度機なのでトリミング(切り取り)耐性もあり良いです

レンズはそのままでいいですが、お金があるなら僕はα1を使いたいです
ただし60万〜なのでおいそれと買える値段じゃないです

他社ならα1とほぼ同じレベルの機種となるNikonのZ9かZ8でしょうか
レンズは180−600mmですかね?

CanonはEOS R3がありますがα1やZ8と比べると解像度が低いので不利だと思います

それより下はEOS R6Mark2やZ6Ⅱとかでしょうか

APS-C機で考えると

高感度性能を落とすならAPS-C機が検討対象になると思いますが
詳しくなくてよく知りません…

でも、一応考えてみます
晴れの日などの理由で明るさが確保できるなら
焦点距離が伸ばせるAPS-C機は武器なりますからね!

EOS R7やα6700がAPS-Cの上位機種だと思いますが
連続撮影枚数がかなり少なくなるので
連写時間が稼げないのと
メカシャッターでの連写でどれほどAFが追従してくれるか…

スタジアムを回るような被写体が移動している時は
ピントが合うことを祈って
トークショーのような比較的動かない時に狙うなら
十分いけそうです

10万台後半と価格のアドバンテージもなかなかないですが
フルサイズに比べてボディが軽い、焦点距離を伸ばせる
という利点が活かせそうです


10万前後となるとZ50やEOS R10やα6400らへんでしょうか?
R10は追従AFもR3譲りの性能で良いらしいとレビューで見ました

一応価格のアドバンテージはあるのですが
それでも10万かかると思うと悩ましいですね


最終的にフルサイズにステップアップするつもりなら
最初から20万のα9で良くないか?と思う部分もあります


別枠としてFUJIFILMがあると思いますが
基本的にAPS-C機メインなので(GFXは流石に用途が違いすぎます)
そこさえ気をつければ上位機種はAF性能も結構優秀で連写時間も稼げると思います
使うならX-H2Sだと思いますが、ちょっとお高めです


いろいろ書きましたが
晴れの日で明るさが稼げるなら
焦点距離が長いAPS-C機が有利だとは思います
ただし、追従時のAF性能と連写時間を考えると不利な機種が多いのも事実です

そして、全ては晴れの日ならの話なので曇ったり雨降ったら厳しいです

レンズについて

レンズは焦点距離が長いものが必要です

金沢ゴーゴーカレースタジアムでいうフィールドシートのような超至近距離でもない限り
ゲキチカシートのような列の前の方でも300mm-400mmぐらいないと厳しいと思います
少し離れた場所からの撮影も狙うなら600mm-800mmほど欲しいです

天気が悪いことも考えるとできるだけF値の低い明るいレンズが欲しいですが
被写体の位置が変わるので、画角を変更できるズームレンズがベストでしょう

各社100-400mmや200-600mmのようなズームレンズが出ているし
ほとんど選択肢がないはずなので説明は省きます
ただし、メーカーによって値段的の安い高いはあります

僕が使っているSONYで考えると
純正レンズで考えると200−600mmか100-400mmしか選択肢はないです
(他社レンズについては後述)

この2本はレンズの値段がほぼ変わらないので(200−600mmの方が少し安い?)
レンタルする際も200−600mmでいいと思います

とはいえ200−600mm(2.1kg)は重いので
100−400mm(1.4kg)という選択肢もありだと思います


以上はズームレンズの話でしたが
単焦点レンズの方が明るいレンズとなり描写もいいです

でも、画角が変わらないので、被写体が一番近づいたときにちゃんと撮れない可能性もあります
そしてなにより高い(100万を超えるようなものもザラ)
レンタルしても高い
そもそも重くて運用が大変なので本当に必要な方のみだと思います


ちなみに、SONYのカメラ(Eマウント)は他社のレンズも使用できますが
連写スピードに制限が出たりします(ただしこれは大きな問題ではない)

1番の問題は、連写時にボディのAF性能が発揮できない可能性が高いことです
詳しくは下記の価格.comの口コミを参照して欲しいのですが
レンズがSONY純正の時のみ高速通信をして制御しているようです
連写時の追従AF精度に直に関わることなので僕はSONYの純正レンズをおすすめします

とはいえ純正レンズは高いので
TAMRON 150-500mm(500mmにしては軽い)
SIGMA 100-400mm(軽い)
SIGMA 150-600mm(純正200−600mmと同じように使うなら一択?)
などを購入するのもありだと思います

レンタルはそんなに値段差ないと思うので純正レンズをレンタルしましょう

おすすめ機材を揃えようと思うといくらかかるのか

α9と200−600mmを買うとして
メモリーカードや予備バッテリーなども入れて50万程でしょうか…

ただし、全部を買わなくてもレンタルがあります!!!!

僕のおすすめはボディだけ買ってレンズはレンタルです!
実際に僕がそのように運用しています

レンズをレンタルする場合は
予算はボディ、メモリーカードと通常時に付けておく安いレンズぐらいで
25−30万ぐらいでしょうか


レンズをレンタルする方がいい理由もあります

大きなレンズを保管するのは大変(カビないように管理する必要あり)ですし、年に数回の使用頻度であればレンタルする方がいいと思います
ちなみに200−600mmの1泊2日レンタル費用は1万程度が相場だと思います(僕はマップレンタルでいつも借りています)


逆にボディを買う理由は、カメラの使い方に慣れないとそもそも上手く撮影できないからです

ISO感度やシャッタースピードなどから決定される適正露出で、撮りたい被写体を撮る
ということがある程度は分かっている状態の方が環境に応じて臨機応変に対応して写真を撮ることができます
なのでボディは買う(もしくはサブスクのような長期レンタル)をお勧めします

お金がないならレンタルしかないです(爆)
3万ほどあればボディとレンズとメモリーカードが揃えられるでしょう

終わりに

コラボ試合でラブライブ声優を撮りたいと思う人が参考になればと思って書きました

撮影技術も少しは必要ですが
α9に200−600mmか100−400mmをつけて設定をちゃんとすれば
素晴らしい推しの可愛い瞬間がかなり撮れます
皆さんも推しを可愛く撮ってください!

ちなみに、これを書いたもう一つ理由として
「50万のカメラも100万のレンズも使わなくても十分撮れる」
と思っていたので書きました

なんか、こういう写真って
バカ高いカメラにレンズじゃないと撮れないと思う人も多いと思ったので
そこそこの値段で十分撮れるよというのを記しておいたつもりです

高いレンズじゃなくてもいい理由は
RAW現像でAIノイズ除去をするからが大きい理由なのですが
詳しくは撮ってからの話を別に書こうと思うのでそこで詳しく書きます

今回はここまでです




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