noteイベントを見て思い出した”ABC理論”
noteイベント「人生を前進させる”書く習慣”のすすめ」、見ました~。
”見た”、というよりも仕事帰りの車を運転しながらだったので、”聞いた”というほうが近いでしょうか。
確かに”書く”という行為は自分を見つめる行為ですよね。
書いた文を俯瞰して思考がまた派生していき、というかんじで思考を進めてくれます。
とくさんが認知行動療法という心理療法の話題に触れていました。
僕は学生の頃にABC理論という考え方に出会ったのですが、まさに今回紹介されていたような「認知」「行動」「身体反応」「気分・感情」の図と同じような考え方でした。
ざっとウィキってみると…
認知行動療法は、従来の行動に焦点をあてた行動療法から、アルバート・エリスの論理療法や、アーロン・ベックの認知療法の登場によって、思考など認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称である。
とのことです。
そして「ABC理論とは論理療法の中心概念」とのことなので、ニアリーイコールでしょうか。
ABC理論とはこういう考え方です。
人は「出来事(A)」によって「結果/感情(C)」が決まるのではなく、その間には「受取り方(B)」の存在があるんですよ、というものです。
例えば、大雪(A)を見て、雪国の人は「雪かきしなきゃな~(C)」と思うかもしれませんが、沖縄生まれ沖縄育ちの僕は「雪だ~~~~!!!!!!!(C)」といってテンション上がっちゃうこと請け合いです。
同じ雪を見ても感情がこうも違うのは、両者の「受取り方」が違うから。
「受取り方」が違うのはその人の生い立ちや交友関係、などなどいろんな要素があるのですが。
「受取り方」を論理的に書き換えようというのが論理療法らしいです。
もし自分で「受取り方」をコントロールできたら最強ですね。
ちなみに僕がこの理論を初めて聞いたのはとある有名な心理カウンセラーの方の講演でした。
面白おかしい話しの中にホロリと泣けてくる講演にくぎ付けになったことを覚えています。
ちなみに余談ですが、その2年後の二十歳の時に日本縦断自転車の旅を決行した時、その方のサロンを訪ねたのは若さの勢いです。
ただ当時の影響は大きく、今でも何か人間関係で迷ったとき、あの人ならどうするかな、と描くときがよくあります。
僕の指針となる人です。
辛い過去も乗り越え、辛い思いをしている人に寄り添い、それでも笑顔で。
その人は何か大きな青空のような人のような気がします。
話しはそれましたが、久しぶりにABC理論や尊敬する人を思い出した先ほどでした。
書くことで自分を観察し、受取り方の癖を見つめ、自分が理想と思う受取り方に近づけようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?