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決意のうた

いろいろ挑戦をしようと燃えていたあの頃。
想いをエネルギーにして、突き進むことになんの躊躇もありませんでした。

僕が日本の社会で闘っていくのであれば
社会人として対等に会話できるように、社会人をやってみなければと思い、
遅い就職をして早7年。
あの頃の熱い想いはいつしか忘れていました。
けれども、いろんな方々の活躍が、くすぶっていた火種に息を吹きかけてくれています。

挑戦するとき、僕が繰り返し読んでいた詩を今一度記録したいと思います。
胸の中に炎を宿す。
真っ赤に燃えさかる炎ではなく、青く静かに燃えるかんじ。
静かに、確かめるように、長く燃え続けるために、今一度記録したいと思います。


南東詩人・演出家 平田大一さんの詩です。

群星(むるぶし)

光を放て
南(はい)の群星

妙(たえ)なるものや
「夢」は追うなと
叫んでいる

星ヲ眺メル
一人ニナルナ
星ソノモノニ
成ラネバナラヌ

夢に振りまわされず
ただ遠くで
夢を見るのではなく
「夢」そのものに
ならねばならぬと声がする

群星仰げば
血が騒ぐ

大海も水一滴より
生まれでる
ならばこの僕も
光りは放つ星ひとつに
ならねばならぬ
ならねばならぬ

この宇宙(そら)は
おそらく
久遠(くおん)だから
僕の伸ばした
この腕いっぱいが
僕の心(そら)に
なるのだから

夢の後先
独りでも
止まらぬ
この道を
駆けるのみの
群星で
在らねばならない

在ラネバナラヌ
在ラネバナラヌ

と一人
呟きながら

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