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ご報告 2022.1

2022年7月より名古屋市名東区にて「Footage訪問看護ステーション 名東店」のオープンが決まりました。
FOOTAGE様初のフランチャイズ店舗となり、運営会社は弊社となります。
株式会社FOOTAGE様のホームページにインタビュー動画が掲載(https://footage.nagoya/news/523/)されていますので、是非ご覧ください。
代表である私、河村が受けている動画でして、熱い想いを語っております。
今回共通の理念を持った仲間が出来ることを大変嬉しく思います。
オープニングメンバーを募集しておりますので、お気軽にご応募頂ければと思います。

前回のブログの記事で、訪問看護ステーションと併設して、「暮らしの保健室」を作りたいという内容を書かせてもらいましたが、今回はさらに詳しく説明したいと思います。

「暮らしの保健室」は東京新宿区にある秋山正子様のコンセプトに共感して、是非地元である名古屋市名東区で設立したいという想いで今進めています。
コロナ禍でオミクロン株が猛威を振るっている今、今後どうなっていくか不安な日々を過ごしいますが、そんな時代だからこそより必要な居場所イコール保健室なのではないかと思っています。

そのコンセプトとは、
①医療、介護、人生の相談窓口
②在宅医療、病気予防について市民との学びの場
③地域ボランティアの育成の場
④医療、介護、福祉の連携の場
⑤赤ちゃんから高齢者まで交流の場
⑥受け入れられる安心な居場所、
の6つから成り立っており、
弊社の理念「地域共生を実現する」の拠点となる考え方に通じていると思います。

「暮らしの保健室」の役割ですが、「暮らしの保健室」では、相談窓口として訪れた場所が"安心な居場所”になり、孤独でつながりが切れた人もつながりが生まれ、コミュニティが再生されます。
ちょっとした相談に、ゆっくりと、しっかりと聴いてもらえる居場所があることで、その地域に住む高齢者の方々、妊婦さん、転勤したばかりのファミリー等には情報を整理し、自分自身でいろいろなことを決めていける余裕が生み出されます。

安心して集える居場所を確保し、そこに行けば、決して押し付けることなく、医療的知識を持った友人のように傾聴し、自分で考えて答えを出せるまで伴走してくれる看護職がいることが必須となります。
地域のつながりが希薄になった地域で、「何かあったときには、あそこに行って聞ける」という拠点づくりの役割を果たすのが看護職になります。
「社会に対する予防的な役割」と言えます。

看護職にとっても、自身の看護の力を「わが町の安心を生み出す力」として貢献できる場、生きがいにもつながる場として「暮らしの保健室」で活躍してもらいたいと願います。

では、なぜ「暮らしの保健室」なのか、その動機として、
『地域の高齢者、子育て世代、妊婦、シングルマザー、転勤したばかりのファミリー、子供たちに気軽に立ち寄ってもらえる居場所を作りたい』
「地域の方々が幸せに生きるために役に立ちたい」
「役所とは別に、気軽に相談できる場所が必要」
「最期まで安心して暮らせる地域づくりをしたい」
「法律や制度にとらわれない看護活動の必要性を感じた」
「自分たちも一住民として地域に出たい」等様々です。

では、具体的な活動内容の案というと、下記の内容を考えてみました。
・医療 ガン講座、認知症講座、口腔、嚥下講座、薬講座、産前産後講座
・予防 ランニング、ウオーキング、体操、栄養管理、睡眠
・趣味 将棋、写経、俳句、農業体験、音楽会、そば打ち、珈琲教室、ヨガ、ピラティス、中国語、英語、お酒、スポーツ鬼ごっこ、テニス、ハイキング、習字、己書、学習支援寺子屋、ボードゲーム、お化粧  
・終活、医療保険、介護保険、相続、ACP、後見人等の相談窓口
 駄菓子屋を設置し、高齢者に店番を依頼する 野菜直売所、学生とのイベント、寄合い、飲み会、マルシェ、こども食堂等。
こんな沢山の活動は勿論出来ないですし、すぐに対応は出来ないですが、ご利用者様の要望に合わせて実験的に行っていけば本当楽しいものになると思います。

7月の訪問看護事業所設立と同時並行で進めていきますが、一つずづハードルを超えていきたいと考えています。

(参考文献)「暮らしの保健室」秋山正子編集 
「在宅現場の地域包括ケア」秋山正子著



 
 

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