見出し画像

自由と不自由

東京に住んで 早15年

みんなが感じていることとどこまで合致しているかわからないが

この大都市は、なんだかいろんなモヤモヤが蠢いている

どこを見ても同じガラス張りの高層ビル
ショッピングでは 選択肢が豊富すぎる故に 選ぶのが大変 
カフェは常に行列しているし、座席確保に一苦労(特に週末)
新しいものが出てくれば みんなこぞって列に並ぶ =FOMOの極みか

とにかく人が多い
モノと情報が多い
なのに 充足感が少ない

東京というメトロシティーは 全てが揃っている
「なんでもある」大都市
何かシゲキを求めているなら 最高の街

ただ 流石に15年も住むと いろんなことに気づく

自分が歳を取ったせいもあるけど
なんか ここまで何でもあるのに 
そこにはない「新鮮さ」を求めてしまう

”これはないんだけど、ここにあるものを工夫してナントカしたい”

だから、自分で作りたくなる
数年前からなるべく心掛けていること 
MAKE OVER BUY

コロナ禍もあって、日中家にいる時間が増えたから↑
そういえば、あの頃はDIYが流行ってたなぁ・・・(遠い目)

モノと情報の洪水の中で生きていると
感覚が鈍りすぎて 心が溺れそうになる
きっと地方移住した人たちは 同じような境遇にいたはず?

「ある」暮らしは便利だけど、「ありすぎる」と豊かな暮らしにはならない
「ない」不便をどう楽しむか そこに「生活」の美しさがある
「ない」生活には、五感を使う機会が沢山ある
「ある」生活では、自分の替わりになってやってくれる機械や人やサービスがありふれている だから つまらない

五感と直感と少しのロジックで 
「ない」を工夫して楽しめる人間でありたい




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?