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腟という文字(136)

こんにちは!
和らぎと美と健やかさをお届けする華道家。
『ずっと健康に、もっと美しく』の伴走者 髙坂夏子です(*^^)v

ご依頼を頂いた、高校生とお母さん向けの腟ケア講座の準備が佳境に入りました。
初めての高校生向けと言うことで
どんな反応が来るだろう?
お母さんと一緒に参加だけれど、母子ともにどんな風に聴くんだろう?
と想像しながら資料を作っています。

「ちつ」には「腟」と「膣」って漢字がありますよね!
難しい「膣」の方が一般的に使われて、正しいように思われがちです。
けれど、
調べてみると、
「腟」が歴史的にも正式な文字ということが分かり、
またこの漢字の成り立ち、意味からも、わたしは「腟」という方を遣っています。

「腟」は
「月(にくづき)」=女性の体で
「肉が生じる場所・部屋(室)」=ちつ・子宮という意味があると。
こう聞くと、納得だし、そのまんまの文字だな~って思いますよね!

けれど
よくよく調べてみると、また更に色々な歴史的なことが出てきました。

歴史的に古い(正しい)のはやはり「腟」で、
最初は蘭学の言葉を「室(サヤ)」と訳していたことが最初だったり
「膣」という文字がいつから遣われたかは不明だけれど
「室」だと「しつ」であり
「窒」が「ちつ」と読む方が自然な読み方であること
「うかんむり」ではなく「あなかんむり(穴)」に間違えてしまったのではないか 等など。

確かにな~と思いながら読みました。
漢字の成り立ちって面白いですね(^^♪
腟ケア講座では、そういったことも最初にお伝えしています。

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