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転生王女と天才令嬢の魔法革命 2話 物語制作者の為の分析

●今回の特徴

・前半はインサイティングイベントかつ問答、後半はそのリアクション、といった感じの構成。数シーンで長く持たせたい時に使えるかも。

・前回と合わせて、今回で完全に2幕に入る感じだろうか。

・今回だけなら、三幕入る手前の「闇夜を彷徨う」パートにも使えそうです。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●掴み、セットアップ1
・主人公の問題行動について話している親と、その友人。友人の娘は主人公の相棒で、相棒の問題も話している。
そこにまさに問題行動と破天荒を持ち込む主人公。(相棒を攫ってきたことを報告)

●食らいつく
・婚約相手である主人公の弟に裏切られたことで汚名を負った相棒を、主人公がある提案で助けようとする。それは主人公にも、相棒にもその親にも、全員にメリットがあるもの。
その提案と言うのは、主人公がやりたいことの助手。やりたいことは名誉挽回に最適。しかし主人公はやりたいことの研究に没頭したいため、助手かつ表舞台には相棒に出てもらうことを提案。

●問答
・相棒や環境はどうするか悩む。相棒の父は主人公と主人公の父のやりとりを見て、娘(相棒)とのこれまでの在り方をあらためる。父は相棒の本当の気持ちを聞き出し、背中を押す。(政略結婚は嫌だった)

60%

●準備(正式に相棒になったことへのリアクション。
・親同士の期待と不安が入り混じった会話
・主人公が相棒へやりたいことへの概要説明。その際相棒は尊敬しつつ、やりたいことが危険なものであることも気付く。
それにより敵対勢力が現れる伏線もある(誰もが魔法を使えれば、貴族の権威失墜になるので良く思わない貴族が出てくるかも)

80%

●プロットポイント1
・相棒になったことにより、主人公が匿う事にもなっている。その日の夜、相棒は主人公へ自分を助けた理由を聞く。
主人公は昔の相棒を知っていて、現在無理している相棒を助けたいと思っていた。相棒は欲しい言葉を貰い、救われた気分になる。


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◇ちょっと感想
・エンディング見てどうも既視感あったんだけど、リコリコだ。女子二人、バディもの、活発な主人公と静かな相方、そしてあの色彩のエンディング。
 リコリコが終わって半年?くらいしかたってないから人気にあやかって作るには期間が短すぎると思うので、似てるのはたまたまか。

・サービスシーン多めでありがとうございました(爽)。

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