転生王女と天才令嬢の魔法革命 １話 物語制作者の為の分析

●今回の特徴

・夢があるが才能がなく、斜め上の方法で有能な主人公の物語。相棒は多分真逆の性格と才能。恐らくフラットなアークで、周りを味方につけていく系のプロット。
そのまま１幕にも使えるし、ここからサブプロット挟んで１幕伸ばすことも可能な構成。多分これはまだ山場がないので、後者の構成かも。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●掴み
・アクションシーンにて、主人公の実力、身分を紹介。
身分と真逆の事をしている上に、変人として有名。しかし有能。
（王族だが魔法が使えない上におてんば、でも独自の武器とか学問立ち上げてそれが利用価値ある）

●セットアップ１
・主人公の行動を良く思っていない環境や身内の紹介

２５％

・昔からの主人公を知る、支援者による主人公の夢紹介。（メイド）
・別の支援者（協力者）と、現在の主人公の夢の紹介。
・過去にあった事のある、今後重要な事に関わりそうな人物（以下相棒）の紹介。（王位を継ぐ弟の婚約者）

５０％

【S１　セットアップ１】
・相棒の現在の悩み紹介。主人公の弟とうまく行っていない。
・弟と主人公も上手く行っていない。（弟は自由が欲しいが、主人公はそれを手に入れている）

７０％

●破壊の予兆
・主人公は前半にやっていた夢の実験開始（箒で空を飛ぶ）。うまく行ったところで、急に失敗。予測不可能な方向へ飛んでいく。

【S１　インサイティングイベント】
・相棒が濡れ衣（？）で弟から責められ、周囲の敵になってしまう。絶望的な状況で、主人公が突っ込んでくる。

●インサイティングイベント
・状況を把握した主人公は現状起きている問題から相棒を逃がすため、突っ込んできた方法でとりあえず相棒を攫う。問題が決着していないので弟は止めるが、聞かずに行ってしまう。

９０％

【S１　問答】
C：夢の実験（箒で空高く飛んでいる）で、相棒は怯えている。
・二人で逃げている途中の主人公は、そのまま相棒の為にある場所へ交渉へ向かう。（弟が相棒と婚約破棄したので、まず父の元へ）

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◇ちょっと感想
・やっぱ主人公はこうじゃなくちゃね！といった気持ちよさがあった。ちょっとお馬鹿で真っすぐで無鉄砲、敵も多いが困っているやつを放っておけない応援できるいい奴。

・転生ものじゃなくても十分いけるし、面白い。
作画も良いし、主人公のキャラが立っている、流行りの百合相棒もの。などなど、視聴確定要素が多い。