記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

シャインポスト2話 物語制作者のための分析

●特徴

・そういえば這い上がっていく系のお話&軍師がいる系のお話(前回言い忘れ)
・アイドル物やバンド物では最初売れなくて大変、という困難が作りやすい。


●2話の構造、流れ(サブプロット的ではなく、メインプロットが進む)

・目的ができる
これはマネージャー(以下賢者キャラ)からの依頼。(この話ではチケットを売る)
・目的に向けて動き出した時に同じ事務所の実力派キャラから煽られる。(対立
・賢者キャラから売るための作戦を聞くが、まるで使えないように聞こえる。
・仲間の一人だけが全く上手くいかず、そのキャラだけ放り出してしまう(以下仲間A)。主人公と仲間Bは徐々に上手くいき出すが、まだまだ達成には程遠くて頑張る、それを見て仲間Aは戻ってくる
・その様子を後方マネージャー面で見ていた賢者はダメなところを洗い出し、次の作戦を展開する。(一度失敗

・次の作戦場所へ
達成には届かなかったと落ち込む主人公達を賢者は次の作戦場所へ連れていく。普通は出来ない作戦だが、これは賢者のコネを使ったもの。さらにこの回の「最後の試練」への伏線。(伏線A)
 ここはチャンスの場所だが、敵地なので主人公たちは慌てる(対立→少しうまく行く→また対立

・目的を達成するチャンス到来
不安を抱えたまま、主人公たちは目的達成へ頑張る。
※割と無謀な作戦でこれきっとダメじゃないの?と思わせ視聴者の不安を煽れるもの
・作戦は上手くいき、最後の試練へ。

・賢者一人のシーン
最後の試練直前、最終調整。賢者が一人で作戦を練る。

~ここからサブプロット~

そこへ賢者の過去の相方っぽいキャラから電話がかかってきて、現在の賢者の状況が確認される(このキャラが出てくる伏線)。

~サブプロット終わり~

電話が終わり、主人公(達)へ作戦を伝える。(この話では、それぞれの弱点を武器だと気付かせる助言)

・目的達成への最後の試練。
実はこの最後の試練は、賢者があえて厳しい道を選ばせていた(伏線Aの回収)。そして失敗が視聴者に仄めかされる。(この話では、目の肥えたアイドルファンをわざと会場へ呼んだ)
一つ前のシーンの作戦が功を制し、目的は達成される。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?