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うちの師匠はしっぽがない 12話 物語制作者のための分析

●今回の特徴

・試練を与える相手から、技術を習うキャラのプロット。修行する感じの話に使えそうです。

・途中の敵キャラを利用して、次の困難にも利用できるプロット。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●セットアップ1
・最後の試練が向こうからやってくる(以下四天王)

●冒険の誘い
・実は主人公とは関係ない理由で来たので、帰ろうとする。主人公は試練をやってくれというが、四天王は面倒くさがる。一応やってくれる

10%

●インサイティングイベント
・仕事に関係する技術を見せろというので披露する。褒められるも、意味深なことを言われて落とされてしまう。

●食らいつく
・主人公は納得いかずに追いかける。四天王の潜伏先へ行くが、追い返されそうになる。四天王の部下に気に入られ、条件付きでとりあえず近づける。(そこの雑用をすれば入ってもいい)

25% プロットポイント1

●セットアップ2
・主人公は雑用をこなしながら四天王接触できるよう毎日頑張る。(しつこく試練をやってくれるように迫る)

〇リアクション
・四天王はうんざりしている。回想始まり。
賢者との思い出の中で、インサイティングイベントで主人公へ言った意味深な言葉の意味がちょっと明かされる。回想終わり。

50%

●ピンチポイント1
・主人公は四天王に会えず憂いている。そこへ新たな依頼が入る。突然仕事を披露することに。
しかし全く手ごたえがない。これは賢者の師匠と同じ構図。(頼んできたにも拘わらず、客は宴会に夢中で話を聞いてない)

60%

●忍び寄る悪者
・仕事を依頼した人物が、賢者の師匠へ無礼を働いた人と同じで、あえてその状況を作っていた。
・裏で四天王はその状況に気付いている
・主人公はピンチだったが、これまでの試練で得たことを活かし仕事を続ける。※確実な成長を見せる

70%

●ピンチポイント2
・好転しだすが、仕事を依頼した人物に邪魔をされてピンチに逆戻り。そこに四天王が出てくる。四天王がその場を収めてくれる。力の差をみせつけられる。

80%

●プロットポイント2
・主人公は四天王から話を聞く。相手の技術を見たことで、意味深だった言葉の真意がわかる。
タイムリミットを付けられ、試練の日付を言われる。

●エピローグ
・賢者と別の四天王のシーン
賢者は、主人公に試練を与えたことに礼を言う。

●引き
・仕事を依頼した人物が、主人公が賢者の師匠の系譜だと知り、悪だくみをする。

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