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うちの師匠はしっぽがない 10話 物語制作者のための分析

●今回の特徴

・キャラが試練を突破し、成長するプロットに使えそうです。修行パートがあるので少年漫画系の展開向きかも。
後半のどん底を抜いた全てのパートが揃っているわかりやすいプロットです。

・試練の突破には何かしらの証があると良い。(この作品の場合、扇子に名前を書いてもらう)

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●セットアップ1
・試練の場へ訪れる主人公。しかし追い返されてしまう。

●インサイティングイベント
・なんとか忍び込み、試練を課す相手(以下四天王)と出会う。
かなり手ごわいとされる四天王からの試練だが、一見簡単そう。
かとおもいきや、かなり難しくなる条件が付けられる。(簡単な前座話だが、今から見せるものを一言一句間違えず、時間も正確にやらなくてはならない)

●食らいつく
タイムリミットは一週間。一度だけ復習しに来るチャンスがある。

30% プロットポイント1

●セットアップ2、作戦
・主人公は仕事の傍ら、試練への鍛錬をはじめる。中々うまく行かない。

●ピンチポイント1
・集中できる場所はないかと悩み、ある場所を思いつく

50%

〇ピントポイント1のリアクション
・四天王はうたたねし、自分の師匠との思い出を回想している。
弟子に起こされ、主人公が復習しにやってくる。
主人公は四天王をみて復習したあと飛び出して、集中できる場所に何日かこもる。

60% ミッドポイント

●忍び寄る悪者
・修行中、ゴーストによってさいなまれる。(里での親子そろって変人扱いされていた過去)

●ピンチポイント2
・仕事場に四天王が訪れるが、主人公が居ない。怖気づいたかと思われたときに、ボロボロで帰ってくる。

70%

●クライマックスの準備
・みんなが心配する中、試練開始。試練の内容が主人公と賢者の絆を思い出させるもので、主人公は途中から純粋な気持ちが入る。(寿限無、名前の話の落語)

●クライマックス
・それに中てられた四天王は、回想であった自分の師匠との思い出を思い出す。そこで何故ここまで主人公に厳しいかが視聴者に知らされる(主人公の師匠が持っている名前は、本来は自分が襲名したかった名前だった)
主人公は試練をやりきる。

80%

●報酬を得る
・四天王は自身の思い出もあって主人公の人間性を認め、試練を合格とする。主人公は試練突破の証をもらう。(扇子に四天王の名前を書いてもらう)

90%

●エピローグ
・賢者は四天王の一人と師匠について話、自身と師匠の出会いについて少し思い出している。

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