REVENGER 12話 物語制作者の為の分析
●今回の特徴
・前半でケリをつけ、後半で長めのエピローグ。納得のいくビターエンド。と言った感じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です
●お楽しみパート
・二手に分かれて敵地に赴く主人公達。主人公はマクガフィンの方へ。賢者キャラは別の場所にいるラスボスの元へ。
●ピンチポイント1
・両視点、同時にピンチに陥る。
・主人公の方は主人公のみがボスの元へ。そこで初めて主人公はボスが以前あった相手だと知る。
・先に賢者キャラの方が危機を脱してラスボスの元へ。
30%
・主人公の方も苦戦しつつもボスを倒し、マクガフィンの元へたどり着く。
※一人討ち損じていて、視聴者的に不安が残る。
50%
・賢者キャラの方もラスボスを追いこみ、倒すことに成功する。
※ラスボスは死に際に信念を語る
●ミッドポイント
・主人公はマクガフィンを全て破壊することに成功する。
60%
●エピローグ
・上層部の思惑は崩れたが、何も知らぬ顔で今まで通り賢者キャラの組織へ依頼を下す。
・それぞれのキャラのその後
・主人公は非日常の中で見つけた新しい生業で生計を立てていたが、今一つ公開が抜けていない。
・賢者キャラと出会った最初の場所へ赴く。そこで打ち損じた敵に闇討ちされ、致命傷を負う。復讐されて死ぬことで、主人公はようやく自分が犯した罪から解放されることが出来、安らかに眠る。
ーーーーーーーーーーーー
◇ちょっと感想
・やっぱり復讐ものは最後ハッピーエンドじゃないよなぁ。でもぱっと思いつくようなご都合的なビターエンドではなく、主人公にずっと憂いを残し続け、それを解消する形で最後命を落とすのはさすがの説得力だった。
・爆発的に売れる作品ではないけど、平均点が高く強度のある作品でした。終わり方も芸術的。「義」と「美」にこだわった物語として、大変満足。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?