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高田マガジン胤臣

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タイ在住ライター高田胤臣をまとめたマガジンです。
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2020年12月の記事一覧

タイ人家族を連れた海外移住が予想外の角度から難しいと感じた理由

 あっという間に2020年も終わる。とりあえず目標通り、毎日noteをアップすることはクリアとなり、この記事が366本目になる。しかし、人間的に成長しているわけではなく、例年通り、結局今日中にやることを終わらせることができず、たぶん元旦から仕事だと思う。  我が家族はそんな父の苦労も知らず、こんなご時世だが妻の実家であるナコンラチャシマー県に昨日帰っていった。ここ数年、新年もタイ旧正月もボクは連れて行ってもらえず、高田家without高田御一行様が妻の親戚と共に去っていく。

「旅の賢人たちがつくった 海外グルメ旅 最強ナビ」

 辰巳出版の、主に海外旅行のマニアックな情報を提供する『最強ナビ』シリーズに新刊が登場した。その名も「旅の賢人たちがつくった 海外グルメ旅 最強ナビ」。  旅の醍醐味で最も重要なポイントは食だとボクは思っている。どんなに印象の悪い国でも食事がおいしければ、結果的にいい思い出になる。それくらい重要な要素だと思う。  この本はそんな海外のグルメに特化したガイドブックであり、読み物だ。普通ならそんなものを食べないであろう現地の底辺にあるローカル食から、王道の現地グルメまでを網羅

そういえばタイで遊園地に行ったことがない

 子どもができてから、近所の移動遊園地などには行ったことがある。タイの移動遊園地は設備が老朽化しているし、雑な造りで怖い。死者が出ないのが逆に不思議なくらいで。常設の遊園地は記憶では一度も行ったことがない。常設だって安心できない。  タイの移動遊園地の雑なものだと、たとえば豆汽車とか。車輪から電気を取っているものが多い。東京だと銀座線の車両が上からではなく下から電気を取っているはず。タイの豆汽車はサードレール方式といった技術ではなく、あくまでも車輪から取っているので、動き始

【タイ語学習】タイ文字勉強に向く懐メロ的タイ・ポップソング

 言語は語学だと捉えると習得は困難だと思う。言葉はあくまでもツールであり、伝わればそれでいい。文法だとか正しい発音などは必要ない。ただ、その言語を表現するための文字は繰り返しの学習でしか身につかない。  ボクはタイ語の読み書きはタイのポップソングを利用した。楽しく憶えたいという思いと、実際的に当時は今ほどタイが身近ではなかったので、ボクの手の届く範囲でランダムなタイ語がポップソングの歌詞カードにしかなかったというのもある。  ネットも充実していなかった中で生のタイ語を音で