産後の超絹ごし豆腐メンタル
出産直後に息子と対面した。感動して涙を流した。
帝王切開だったので、対面後は薬で眠ってお腹を縫ってもらった。
翌日息子に会った。けど怖かった。
「こ、こんなに小さくて壊れそうで、ちゃんと育てられるのか…😨?」
「今後病気になったらどうしよう…😨」
息子は可愛い。しかしその倍は不安な気持ちでいっぱいだった。
母乳はすぐに出るものかと思ってた。
でも私は満足に出る体質ではなかった。
赤ん坊もすぐに吸ってくれなかった。
考えてみればそりゃそうだ。
「吸う」ことなんてお腹の中でしたこともないのだから。
(でも本能的に吸って生きることを知っている赤ちゃんてすごいなぁと思っていた)
母乳はすぐに出て、簡単に吸ってくれるものだと思っていた。
産婦人科でやっている母親学級で「母乳で育てたい人〜!」と助産師さんに聞かれ、「は〜い🙌」なんて簡単に答えていた。
…予想外なことばかりだった。
2、3時間おきに母乳とミルクをあげる生活が始まった。
吸わないし、3時間以内に泣いたらどうしたらいいかわからない←わからないからこれがめちゃくちゃ焦った。
お腹も切ったばかりで痛いのに、いきなり生活が変わり過ぎて人生で1番、
1番と言ってしまおう。精神的に辛かった😱
夫は仕事が終わると入院先に来てくれた。
めちゃくちゃ心の支えだった😭
いつも面会時間ギリギリだったので、
「早く来ないかなぁぁ😭」と思うばかりだった。
夫が来るたびに泣いてた。
何も言わないで毎回手を握ってくれていた。
夫に支えてもらっていた。
夫が「お腹に子がいるときといないときでホルモンが全く違っていて、産後は元に戻ろうとしてバランス崩れているんだよ〜」
と、言ってくれた。
わかってるつもりだけど何故かつらいぜ…。
産後うつになる母親の気持ちがわかった。
多分、多少なっていたか、なりかけていたと思う。
逃げ出したい〜〜。うう。自分の時間が無くなるなんて心の準備がぁ😭
この気持ちは3、4ヶ月くらいつらい感じで続いた。
現在は段々とだが、この生活に慣れてきている。
書くと、結構凄まじかったんだなぁ笑笑。
当時は何もかもが初めてで必死だった。
気を抜くことができてなかったなぁ。
………
最近、目が合うと息子は笑う。
息子が離乳食を食べたくなくて、泣きながら反り返るから、そのタイミングで顎にチューをする。この顎チューにより息子は泣きながら笑う。
泣いていたので抱っこすると笑う。
怒っていたので抱っこしたら笑う。
なんというか、意地を張っていない。
泣きたいときに泣いて、怒って、笑って、
喜怒哀楽がとても素直である。
私は疲れるときもあるんだけど、
なんか、愛おしい。
愛おしい…とは😳
なんとまぁ😳
私の場合は、息子が生まれて知ったこの感情。
自分が生きているうちにこの感情を知れたのは
とてもラッキーだなぁ。
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