clusterアイテムお片付けボタン解説

こんにちは、高千穂マサキです。
前回の記事でclusterアイテム自動お片付けギミックの作り方を書いたのですが、リセットボタン式のお片付けが作りたいという声を聞いたので作ってみました。散らかったアイテムすべてを1クリックで元の位置に戻すボタンです。

今回つかうトリガーとギミックはたった2つ!
Interact Item Trigger
掴めないアイテムに「使う」機能を追加、使われたことを通知するトリガーWarp Item Gimmick
このアイテムを指定地点にワープさせるギミックです。
Target Transformnにワープ先をドラッグ&ドロップで指定します

では作っていきましょう

リセットボタン

Hierarchy上で右クリック→3D Object→Cubeを作成

画像1

Add Componentをクリック
検索欄にintと入力するとInteract Item Triggerが見つかるので追加します
自動でItem(Script)が追加されます

画像2

以下のように入力
これでクリックすると『warp』という識別名のトリガーがGlobal空間に送信されます

名称未設定

リセットボタンはこれだけ!

アイテム

お片付けの対象アイテムを選択
Add Componentをクリック
検索欄にWarと入力するとWarp Item Gimmickが見つかるので追加します
入力は以下のようにします

名称未設定2

DespawnHeightより下にgameオブジェクト(名前はWarpPoint)を作成
Warp item GimmickのTarget Transfome欄にドラッグ&ドロップします
ここへアイテムをワープさせる(DespawnHeightより下にアイテムが下にある)とアイテムがもとの場所に戻るようになります
DespawnHeightについてはこちら
https://clustervr.gitbook.io/creatorkit/despawnheight
https://creator.cluster.mu/2020/03/03/learn-world-basic/

ちなみにコンポーネントはコピペできます
右クリックからCopy Compornentでコピー
Paste Component As Newで貼り付けです
お片付け対象のアイテム全てにコピペしてください

画像5

以上で作業終了です
設定が終わったらプレビューで確認してみましょう!

最後に

リセットボタン式お片付けギミックのclusterワールドを作りました
参考にしてみてください
リセットボタン式アイテムお片付けギミック


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