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中国投資のFDIが大幅減少している件について調べてみた。

皆様こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

先日Facebookの広瀬さんのサロンでで知ったのですが、
ここ最近中国のFDIが減少しているとのことでした。


このFDI
とは「Foreign Direct Investment」の略で、日本語では「海外直接投資」を指します。これは、外国企業が中国国内に企業を設立したり、既存企業に出資したりする行為を指します。

中国は長年に渡り、外資誘致政策を積極的に推進しており、世界でもトップクラスのFDI流入国となっています。2023年には、中国のFDI流入額は約1兆7000億ドルに達し、これは世界全体の約18%を占める規模です。
しかし近年FDIは減少傾向にあるようです。
投資家として興味が湧き、少し調べてみました。


中国投資におけるFDIの特徴

  • 製造業への投資が多い: 中国は世界最大の製造国であり、FDIの多くは製造業に集中しています。特に、ハイテク産業や自動車産業への投資が近年増加しています。

  • 地域格差: 中国国内では、東部沿海地域にFDIが集中しており、西部地域との格差が課題となっています。

  • 政府による規制: 中国政府は、外資企業の投資を一定の規制下に置いています。近年は規制緩和が進められていますが、依然として制限が残されています。

FDIは2023年のから減少傾向にある様子

(※以下Geminiで調べました)

  • 中国商務省のデータでは、2023年1~10月の外資によるFDI実行額は前年同期比9.4%減の9870億1000万元(約20兆6300億円)でした。

  • 減少幅は4月と5月に二桁減となり、その後も減少傾向が続いた。

  • 製造業への投資は8.4%減、サービス業への投資は9.9%減でした。

  • 国や地域別では、米国投資は14.4%減、日本からの投資は5.2%減でした

  • 欧州連合(EU)からの投資は7.2%減でした。

2024年2月19日時点の状況

  • 2024年1月のFDI実行額は前年同月比11.6%減でした。

  • 製造業への投資は14.1%減、サービス業への投資は10.9%減でした。

  • 国・地域別では、米国からの投資は16.3%減、日本からの投資は7.8%減でした。

  • EUからの投資は12.5%減でした。

減少の背景

  • 中国経済の減速懸念

  • 米中貿易摩擦による地政学的懸念

  • 新型コロナウイルス感染症の流行によるサプライチェーン混乱

  • 中国政府による規制強化によるこの先の不透明感

今後の見通しは?

  • 中国政府はFDIの促進に向けた政策を打ち出しており、今後回復に向かう可能性があります。

  • ただし、世界経済の不透明感が高まっているため、FDIの回復には時間がかかる可能性もあります。

今回の情報はあくまでもネットで調べた程度のことなので、これを基に投資活動を行うことは推奨しません。予めご了承くださいませ。

参考資料


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