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セキュリティ会社:サイバー攻撃対応の『エンドポイント』市場とは?


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
昨日、$S(センチネルワン)、先週は$CRWD(クラウドストライク)決算と、セキュリティ市場の競争は現在相当熱いものがあります。

その中で、サイバー攻撃対応のエンドポイント市場とは、個人所有のPCやスマートフォン、業務用端末など、ネットワークに接続される全ての機器(エンドポイント)をサイバー攻撃から守るための製品やサービスを提供する市場です。

市場規模は年々拡大しており、2023年には136億米ドル、2030年には257億1000万米ドルに達するという予測もあるようです。

今回はエンドポイントについて少し解説します。
それではどうぞ!


市場拡大の背景があります

  • リモートワークや※BYODの普及により、エンドポイントの数が急増

  • ランサムウェアやゼロデイ攻撃など、高度化するサイバー攻撃への対策需要

  • クラウドサービスの利用拡大に伴う、エンドポイントの脆弱性増加

  • 政府によるサイバーセキュリティ規制の強化

競争は激しい?

エンドポイント市場は現在非常に競争が激しいです。

主要な競合

  • シマンテック

  • トレンドマイクロ

  • マイクロソフト

  • クラウドフレア

  • ソニックウォール

  • クラウドストライク

  • センチネルワン

競争が激しい理由

  • 市場規模が大きく、成長率が高い

  • 参入障壁が比較的低い

  • 技術革新が速い

  • 顧客ニーズが多様化している

競争優位性を獲得するために

  • 高度な検知・防御技術

  • 使いやすいインターフェース

  • 豊富な機能

  • リーズナブルな価格

  • 迅速なサポート

  • 顧客ニーズに合わせたソリューション

主要な製品・サービス

  • アンチウイルスソフト:マルウェアの侵入を防ぐ

  • エンドポイント保護プラットフォーム (EPP):アンチウイルスに加え、ファイアウォール、侵入防御、デバイス制御などの機能を提供

  • エンドポイント検知・対応 (EDR):エンドポイントの脅威を検知し、迅速に対応

  • マネージド検知・対応サービス (MDR):専門家が24時間365日、エンドポイントの脅威を監視し、対応

今後の展望はどうか?

エンドポイント市場ですが、個人的には今後も成長し続けると予想しています。

成長を牽引する要因は何かといえば

  • サイバー攻撃の更なる増加は間違いない(減ることが予想できない)

  • クラウドサービスの普及が著しい

  • IoTデバイスの増加が著しく、今後も増える

  • 国単位や、政府によるサイバーセキュリティ規制の強化

市場シェアを獲得するために

  • 高度なAI技術を活用したソリューション

  • クラウドベースのソリューション

  • 統合ソリューション

  • 顧客ニーズに合わせたソリューション

まとめ

サイバー攻撃対応のエンドポイント市場は、今後も成長性が高く、競争が相当激しい市場です。

市場シェアを獲得するためには、高度な技術力、使いやすさ、豊富な機能、リーズナブルな価格、迅速なサポートなどが求められるでしょう。


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