ペニー株にご注意を
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
ペニー株とは?人の名前ではありません。
ペニーストック(Penny Stock)は、日本語で言えば、「投機的安物株」です。
1株あたり5ドル未満で取引される株式です。場合によっては、1ドル未満と記載されている場合もあります。
新興企業や財務状況が不安定な企業によって発行されることが多く、大企業の株よりも流動性が低く、リスクが高くなります。
ペニー株投資は時より、少額で大きな利益を得られる可能性があるとして、注目を集めます。
しかし、ペニー株投資には、多くのリスクも伴います。AIブームの中にあり、注意したい時期ですね。
この記事では、初心者向けにペニー株投資について解説します。
ペニー株ブームの歴史
ペニー株ブームは、歴史を通じて何度も発生しています。
以下は、いくつかの代表的な例です見ていきましょう!
17世紀オランダのチューリップ狂騒
17世紀オランダでは、チューリップ球根の価格が暴騰し、その後急落する「チューリップ狂騒」と呼ばれる投機ブームが発生しました。これは、史上初のペニー株ブームとも言われています。
1920年代のアメリカ
1920年代のアメリカでは、好景気に沸き、投資家たちは新興企業の株式に殺到しました。しかし、その多くは基盤が脆弱な企業であり、株価は暴落しました。
1990年代のドットコムバブル
1990年代後半、インターネット関連企業の株式が急騰しました。しかし、多くの企業は収益を上げておらず、バブル崩壊とともに消え去り、株価は暴落しました。
2000年代のサブプライム住宅ローン危機
2000年代、アメリカでは住宅ローン市場のバブルが崩壊し、金融危機が発生しました。この危機は、ペニー株市場にも当然大きな影響を与えました。
2020年代のソーシャルメディアブーム
2020年代に入り、ソーシャルメディアの影響で、個人投資家によるペニー株への投資が活発化しています。しかし、その多くは情報に基づいていない投機であり、リスクが高いと言われています。
※興味があれば観てください、1980年代後半のウォール街の映画で、ペニー株だと思います。
証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層を相手にモラルを欠いた巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させる。年収49億円の億万長者となった彼の豪遊生活は衆目を集め、捜査当局から目を付けられることになる。(実話です)
ペニー株ブームの起こる特徴がある?
ペニー株ブームには、以下のような特徴があります。
投機的な雰囲気が高まる時期がある
情報に基づいていない投資が増える
株価が急騰する
バブル崩壊が起こり、株価が暴落する
ペニー株ブームとリスク
ペニー株ブームへの投資には、以下のようなリスクがあります。
企業情報の入手が困難
流動性が低い
価格操作が行われる可能性がある
バブル崩壊による損失
ペニー株投資は魅力か?
ペニー株投資には、以下のような魅力があります。
少額で始められる: ペニー株は1株あたり数百円で購入できるものもあり、少額から投資を始められます。
大きな利益の可能性: ペニー株は、大企業の株よりも値動きが大きいため、大きな利益を得られる可能性があります。
ペニー株投資のリスク
ペニー株投資には、以下のようなリスクがあります。
流動性が低い: ペニー株は、大企業の株よりも流動性が低いため、投資家が株を売却または購入するのが困難になる可能性があります。
情報不足: ペニー株は、大企業の株よりも情報が少ないため、投資家は企業の価値判断を誤る可能性があります。
詐欺のリスク: ペニー株市場は、詐欺師にとって格好の標的です。投資家は、投資する前に企業について調査し、詐欺のリスクを認識することが重要です。
ペニー株投資の成功率
ペニー株投資で成功する確率は、ズバリ言えば非常に低いです。
多くの投資家は、投資したお金を失うでしょう。
ペニー株投資で成功するためには、以下の点に注意する必要があります。
投資する前に企業について調査する: 企業の財務状況、事業内容、経営陣などを調査し、投資する価値があるかどうか判断する必要があります。
リスクを理解する: ペニー株投資には、多くのリスクが伴います。投資する前に、リスクを理解し、許容できる範囲で投資する必要があります。
感情に流されない: ペニー株は値動きが大きいため、投資家は感情に流されずに冷静な判断をする必要があります。
ペニー株投資は、すべての投資家にとって適切な投資ではありません。リスクを理解した上で、慎重に検討してください。
結論
ペニー株投資とは、メリットとデメリットがあります。投資家は、自身のリスク許容度、投資目標、投資期間などを考慮した上で、どちらの投資スタイルが自分に合っているか判断する必要があるでしょう。
因みに私はペニー株に興味がありません。
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