($ROKU) ロクQ1決算報告とカンファレンスコール要約
2024/04/26に発表されました、$ROKU (ロク)
の決算報告とカンファレンスコールの要約となります。
基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります。
決算元はプレスリリースからです。https://image.roku.com/c3VwcG9ydC1B/1Q24-Shareholder-Letter-Final.pdf
それではどうぞ!
◆決算内容
良い決算でした。
予想EPS:$-0.62に対し、結果$ -0.35 でした OK
予想売上高:$850.35億に対し、結果$881.469億 OK
Q2(来期)のガイダンス
予想売上高:$933.29億に対し、$935.0億 を提示されました OK
◆2024年第1四半期の財務結果のハイライト
2024年第1四半期に堅調な成果を達成し、ストリーミング家庭数が前年比14%増、ストリーミング時間が23%増、プラットフォーム収益が19%増。
米国とメキシコで最も売れているテレビOSとしての地位を維持し、小売流通の拡大を続けている。
Rokuチャンネルは成長を続け、プラットフォーム上で3番目に多くのリーチとエンゲージメントを持つアプリとなった。
連続して3四半期調整後EBITDAとフリーキャッシュフローがプラスを記録。
新製品「Roku Pro Series」を発表し、AIを活用した画質調整や新しい音響技術を搭載した高性能テレビを市場に投入。
ストリーミングサービスの配信活動と広告活動がプラットフォーム収益の増加を支える。
スーパーボウルやNBAの試合など、主要スポーツイベントをストリーミングで提供し、ユーザーエンゲージメントの向上に貢献。
ホーム画面からのエンゲージメントが増加し、広告収入の新たな機会を創出。
2024年第2四半期の収益と利益見通しを提供し、プラットフォーム収益と調整後EBITDA、フリーキャッシュフローのさらなる成長に自信を持っている。
◆カンファレンスコール冒頭
経営陣の発言に絞り込んであります。
プラットフォーム収益の成長:プラットフォーム収益は前年比19%増、特にRokuホーム画面、サブスクリプションサービス、プログラマティック広告に注力。
ホーム画面の最大化:毎日約1億2000万人のアメリカの世帯にリーチし、ユーザー体験の向上と収益増加を目指す。
スポーツ体験の強化:スポーツの断片化に対応し、視聴者がゲームやスポーツ関連コンテンツを簡単に見つけられるように改善。
サブスクリプションの成長:Roku Payを利用してユーザーが簡単にサブスクリプションにサインアップできるようにし、パートナーの摩擦を減らす。
プログラマティック広告の拡張:第三者プラットフォームとの関係を拡大し、プログラマティック広告の支出をプラットフォームの全広告支出の割合として増加。
国際市場の展開:国際市場におけるストリーミング家庭のシェアを増やしつつ、エンゲージメントを高める。
財務成績の概要:全体のネット収入は882百万ドルで19%増、プラットフォーム収入755百万ドル、デバイス収入は小売流通の拡大により19%増。
Q2の見通し:全体のネット収入935百万ドル、粗利益410百万ドルを予測。
プラットフォーム収益の成長、ユーザーエクスペリエンスの向上、そして新たな広告戦略の実施に重点を置いた経営戦略を示しています。
◆質疑応答
プラットフォーム収益の成長:2025年に向けてプラットフォーム収益の成長を加速させるため、Rokuホーム画面、プログラマティック広告能力、Roku Payを通じたサブスクリプションの強化に注力。
ホーム画面の革新:Rokuホーム画面を活用し、ユーザー体験を向上させつつ広告収入を増加させる新しい方法を模索。動画広告の導入やコンテンツ推薦行の追加など、ホーム画面のさらなる活用を計画。
プログラマティック広告の拡充:第三者プラットフォームとの関係を強化し、プログラマティック広告の能力を高めることで広告主にとって魅力的なプラットフォームを構築。
サブスクリプションサービスの強化:サブスクリプションに関するチームを再編し、Roku Payを通じたサブスクリプションの獲得と維持に焦点を当てる。
市場と広告動向:広告市場の変化に適応し、中小企業など新たな広告顧客を取り込むための戦略を進化させる。
Q2の収益見通し:前年同期比でのプラットフォーム収益成長率が高い一桁台後半を見込む。年間の運営費用は低い一桁成長を予想。
カンファレンスコールはモトリー・フールより引用
以上となります。
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