相場の値頃感とバーゲンハンティングの違い
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
今回は、投資初心者向けに「相場の値頃感」と「バーゲンハンティング」についてお話しします。投資を始めると、これらの言葉をよく耳にするかもしれません。
個人的にこの2つの言葉の意味は大きく違うと思います。
少し説明します。
相場の値頃感とは?
「相場の値頃感」とは、相場が適正な価格帯にあると感じる状態のことを指します。つまり、株や他の金融商品が「今買うのにちょうど良い価格だ」と感じるタイミングです。
例として
例えば、ある株が過去5年間で1株あたり1,000円から1,500円の間で取引されていたとしましょう。現在、その株が1,200円で取引されている場合、過去の価格帯を確認したり考慮すると「今が買い時かもしれない」と感じることができます。
これが相場の値頃感です。
どちらかといえばチャートを手掛かりにした買い方です。
一方バーゲンハンティングは?
「バーゲンハンティング」は、株価が大幅に下落したときに安値で買い漁ることを指します。
これは、大きな値下がりを利用して、お得な価格で株を購入する戦略です。
例として
例えば、ある会社の株価が市場全体の暴落により急激に500円に下がったとします。
この会社は健全な経営を続けており、長期的には株価が回復する見込みがあると判断した場合、この500円という価格は非常に魅力的に映ります。
これがバーゲンハンティングです。
言葉の違いと中身の違い理解しよう
重要なのは、「相場の値頃感」と「バーゲンハンティング」が同じ意味ではないことです。
相場の値頃感:市場が安定している中で、過去のデータやチャート、現在の状況をもとに「今が買い時」と感じること。
バーゲンハンティング:市場が大きく下落したときに、安値を利用し、今まで優秀だった株が下がった時に買い漁ること。
個人的にこのように解釈しています。
ちなみに、2024/08/05のように市場が歴史に残るような大暴落したときは、価格が大幅に下がっているため、短期的には安値買いで資産を失うリスクが高まることがあります。
このような状況では、相場の値頃感が見えにくく、買うには慎重な判断が必要です。
なぜならば、買い向かう人がまだそこにいる時点で相場の底ではないからです。
例えれば、ある日街に爆弾が落ちて、中心付近はすぐ吹き飛びます。
離れたところは一見遠いので安心して歩いていたら、ある時点でいきなりソニックブームを受け時間差で粉々になる感覚です。
大きな相場の下落が起きたら、しばらく様子を見るのは過去の相場が証明しています。
まとめ
相場の値頃感は、安定した市場で適正な価格と感じる状態。
バーゲンハンティングは、市場の大幅な下落時に安値で買い漁ること。
暴落後の市場では、価格の下落が続く可能性があり、リスクが高まるため注意が必要です。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。投資家の皆様に参考になれば幸いでございます。
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