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米議会、政府閉鎖回避はいつものこと


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024年3月23日米議会、政府閉鎖を回避。
このようなニュースが出ました。

アメリカのニュースに最近触れた方には理解できないかもしれませんが、実はこの手のニュースいつもの米国のお決まりニュースの一つなんです。
ご存知の方は、またかって思った人も多いのではないでしょうか?

近年米議会での政府閉鎖回避は、まるでデジャヴのような頻度で起こります。ごく簡単に解説します。
それではどうぞ!



なぜこんなに頻繁に閉鎖の危機に陥るのか?

その理由は、与野党間の対立が深まっていること。
特に共和党はバイデン政権の政策に反発しており、予算案をめぐる交渉が難航しています。

今回の合意は、つなぎ予算案の成立によって政府機関の閉鎖を回避したものですが、結局根本的な解決には至っていません。
今後、2024年度予算案の審議において再び対立が表面化する可能性は十分に考えられます。

政府閉鎖は国民生活にも大きな影響を与える問題です。今後も議会での議論の行方に注目する必要があります。
しかし閉鎖になることはほぼありません。

◆もし閉鎖になるとどんな影響があるか

私たちの生活にも大きな影響が出ていた可能性があります。

政府閉鎖っした場合のリアルな影響

  • 米国公共サービスの停止: 国家公園や博物館が閉鎖、パスポート発行の遅延、連邦政府機関のウェブサイトが閲覧不可に

  • 政府職員の給与支払い停止: 約80万人の政府職員が給与を受け取れなくなる

  • 経済への打撃: 消費や投資が減少し、GDPが減少

  • 国際社会への影響: 米国の信用力が低下し、国際情勢が不安定化する

日本人にも関係ある?

一見、政府機関の仕事は遠い世界のように感じるかもしれません。しかし、実は私たちの生活に密接に関わっているんです。

例えば、パスポートの発行ビザの取得が遅延すれば、海外旅行や留学の計画に支障が出てしまいます。また、食品医薬品局(FDA)の機能が停止すれば、医薬品の承認や検査が滞り、医薬業界やお薬待ちの患者の影響に繋がる可能性もあります。

政府閉鎖は、決して他人事ではない

閉鎖回避は喜ぶべきこと?

今回の政府閉鎖回避は、喜ぶべきことではありますが、根本的な解決には至っていません。今後も議会での議論の行方に注目する必要があります。

この30年くらいの閉鎖は?

多少あります。
1995年12月 〜1996年1月の21日間
2013年10月の16日間
2018年12月 〜2019年1月の35日間

その他:最近の政府閉鎖関連ニュース

2023年12月: クリスマス前につなぎ予算案可決で回避

2024年2月: ぎりぎりでつなぎ予算案可決で回避

2024年3月: 2024年度予算案の一部成立で回避

以上でございます。




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