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次々と出てくるお笑いの新星

2023年最初の「S.S.ゴールドステージ」優勝者は初出場芸歴1年目の「あらしのよるに」

昨年、彗星のように現れ3連覇して次のステージへ上がっていった「いろはラムネ」が去り、バトルライブのポイントがリセットされての2023年最初のS.S.ゴールドステージの入賞者(8位まで次回出場権・1〜3位が1ポイント)は、以下の通り

優勝 あらしのよるに
2位 海を売る男
3位 高田田端
4位 観音日和
5位 三坪
6位 蒼の胡蝶蘭
7位 金夫薮男
8位 みだれぼたん

入賞しているだけあって、新顔さんも常連さんも、みんな文句なしに面白かったです。お疲れ様でした。

「おもしろ荘」に出てきそうなポップで荒削りのリズムネタの「あらしのよるに」

優勝した「あらしのよるに」は、TwitterやM-1グランプリ出場データで確認したところACA1期生で結成2022年のアマチュア(所属事務所なくフリー)

リズムネタで劇場の客席を沸かせていたし自分も心の底から笑わせてもらいながらも「あっ、このトリオ優勝するかも!」って思ったと同時に、以前いろはラムネを初めて見た時と同じ感覚「なに?この子たち売れそうじゃん!」ってのを思い出させてくれるほど、目の前に彗星が現れたような感覚だった。

ネタ的には「おもしろ荘」に出てきそうなポップで荒削りなものでしたが、「若さと勢い」そして「稽古したんだろうなぁ」っていうのが滲み出てくるネタでした。

もっと他のネタも見てみたいので次回S.S.ゴールドステージは最低でも配信でみたと思っています。

僕好みの漫才師「みだれぼたん」は、ギリ8位入賞

みだれぼたんの漫才は、フリとオチがしっかり構成されているので、ぼくのような素人にもわかりやすくて話術を楽しませてくれる。今回も例外なくわかりやすく、要所でしっかり笑わせてもらい、最後もしっかり裏切ってくれるオチでした。

正統派って呼んでいいいのかわからないけど、どんどんいろんなネタで笑わせて欲しい。

次回も期待しています!

よせやい太郎さんは、残念ながら落選

昨年、ずっと残留しつづけていた「よせやい太郎」さんは今回は残念ながら落選。

しかし、ずっとこのライブに向けて毎月ネタを考えチャレンジし、残留し続けられた経験と実績は、決して無駄にはならないと思うし、落選は残念な結果だけど、これを「いいきっかけ」にして2023年は羽ばたいて欲しい、卯年だから「跳ねてほしい」のほうが合ってるかな・・・。

19日(木)にはR-1グランプリの2回戦を控えているようなので、是非通過して準々決勝の舞台を「よせやい!」で轟かせて欲しい。

TAPの若手芸人さんも頑張れー!

次々と出てくる芸人さんたちは、普通に面白かったり努力していただけでは、なかなか世に出られないまま歳だけとってしまう人たちがほとんど。売れるために何が正解なのかわからない。

それでも、「いろはラムネ」や「あらしのよるに」のように1年目の初挑戦で優勝してしまうトリオもいる。いろはラムネについては既に地上波テレビも経験済み。
早い者勝ちでもない。

一人でも多くの人の心を笑いで動かした人の勝ちなんでしょうね。

現在お付き合いのある芸能事務所TAPの若手芸人さんたちについては、この手のような事務所の垣根を超えたバトルライブで見ることがほとんどない。

出場して勝てば売れる!っていう訳ではないけど、アウェーで多くの人を笑わせてくれている芸人さんは確実に面白い。

ピン芸人・長谷川かいまくん、漫才師・ドルフィンソング、そしてコント師トリオ・ライフサイズも負けずに頑張って欲しいな。





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