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【宇宙と歌おうプロジェクト】① リモート演奏のコツ

先日のnoteでプロジェクト始動を発表してから、たくさんの反響、サポートを頂いております。本当にありがとうございます😳

そして投稿もいくつか頂いております!素敵な演奏がたくさん。ご本人に許可して頂いたものは今後また、YouTubeで公開していきたいと思います!

さて今回は、改めて動画の使い方やリモート演奏のTips等を解説したいと思います。

それぞれリモート演奏を経験済みの方は、それぞれの団体でいろんな注意点があるかと思います。ここではあくまでソロや重唱の歌い方に着目してアドバイスをしていけたらと思います。

第一弾の動画はこちら↓

第一弾はモーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の有名な2重唱、「お手をどうぞ」でした。有名な誘惑者ドン・ジョヴァンニが、結婚したての村娘ヅェルリーナを口説くシーンです。オペラをまだよく知らない人は、YouTubeなどでいろいろな映像を見てみましょう。

Tip ① よく録音を聞く

第一弾はモーツァルトと言うことで、テンポが比較的安定していますが、それでも普段慣れているテンポと違ったり、拍子が変わるところがあると思いますので、まずは伴奏と歌う相手(つまり僕)をよく聞いてみてください

録音する前に併せて何度か歌ってみて、息継ぎの場所やリタルダンド等を確認するといいと思います。動画では僕が目や呼吸で合図をしているので、それをよく見て貰えると合わせやすいと思います。

もう一つ注意すべきは、音を切るタイミングです。楽譜をよく見て、切るタイミングなどをよく合わせてみてください。

Tip ② 動画を撮影する媒体と伴奏を聞く媒体を別にする

動画を撮るときに、①撮影する媒体(カメラ、iPhone, iPadなど)と②伴奏動画を再生する媒体(PC, タブレットなど)を別に用意すると、やりやすいです。イヤホンなどで片耳で聞きながらカメラに向かって歌うと、聞きながら撮影ができます。

録画するときに楽譜を見ても構わないのですが、あまりかじりつきにならないようにすることと、カメラを時々見ることも忘れないようにしましょう。録画は背面カメラが望ましいですが、内側カメラで自画撮りするときは、画面に写る自分ではなく、カメラを見るようにするといいです。

ちなみに、家にちょっとしたスピーカーがある、という方は、伴奏を自分の後ろから流して一緒に歌いながら動画を撮る、という方法もあります。これ、意外といい感じで撮れます。イヤホンが耳にあると歌いにくい!という方にオススメです。

Tip ③ 雑音が入らないよう注意する

撮影する際は、エアコンなどをなるべく切ってから始めるといいでしょう。真夏の今には少しキツいかもですが😅

それと、カーテンを閉じるだけで外の雑音も若干抑えることができます。

Tip ④ 表情豊かに。ライティングを工夫するのもアリ

リモート演奏は、お客さんとの距離感が近いという特徴があります。歌っているときの表情もよく見えるので、目の前に相手役がいると思って表情豊かに演技してみましょう。難しいことですが、カメラに写る自分を余り意識しすぎないのも大切です。思い切って歌いましょう。

多少カメラの性能が悪くても、光を工夫するだけで顔が素敵に映ります。家にあるライトを顔の近くに置くのもいいですし、窓から自然光を取り入れるのもアリです。スマホやタブレットの照明アプリを使うのもいいかも知れません。そういった照明が使える場合は、思い切って部屋の蛍光灯を消してみると、顔に不自然な影が出ず、表情が出やすくなります。部屋のバックグラウンドはどんなものでも構いませんので、いろいろな角度を試してみてください。白い壁がいいと思われがちですが、背景で個性を出すのもアリです。

Tip ⑤ 最初から完璧を求めすぎない

リモート演奏が初めてな方は、なかなか一発で上手くは行かないかも知れません(というか慣れていても結構難しいです😅)。しかしテンポも予め決まってしまっているし、リモートなので、完璧に合わせるには限界があります。はじめは細かいことを気にせず、まずは楽しんで歌ってみることです(プロでも結構細かいところには目をつむっていたりします)。気楽な心持ちで録音・録画してみましょう。

その他、投稿して頂く際の注意点

※これらは、【宇宙と歌おう】専用の、こちらの編集の都合によるいくつかのお願い事です。全てのリモート演奏に共通することではありませんが、投稿用の動画を撮るときに参考にしてみてください。

①動画はなるべく縦向きで。上半身が中心で写るようにするといいかと思います。

自分のカメラをスタートしてから伴奏音源スタート。歌い終わって、音源動画が終了してから、自分のカメラをストップして下さい。

③エコーなどはこちらでかけられるので、できるだけ自然な状態で送って下さい。

④音は自分の歌だけ入っていれば大丈夫です。ボイスレコーダーやPCなどで録音した音と、歌っている動画を別々で送って頂いても構いません。

⑤繰り返しますが、楽しんで!演技など好きに付けて下さって構いません。

リモート演奏は、最初は意外と大変かも知れませんが、まずは1つ作ってみるだけでいろんなことが学べます。一度でも挑戦してみれば、今後自分たちで何かを創造するのに役に立つと思います。

ちなみに、音源と動画を別々で録るという裏ワザもあります。笑 その場合、GarageBandなどのiOS標準搭載のアプリを使うと、上手く行かなかったところを録り直したりできるので便利です😅

ちなみに録音の際は、こちらの動画サイトをクリックすると、元の動画をダウンロードできますので、それを直接GarageBandにドロップすることで、それに合わせて繰り返し録音することができます。


いかがでしたでしょうか。私も試行錯誤の連続ですが、これまでのリモート演奏の経験を元に、この様な記事を書いてみました(失敗もたくさんしましたので😅)。もし質問があれば気軽に聞いてください。


※ちなみに投稿動画に関してですが、全体に公開したり、非公開にして見たい人だけと共有するなど、様々な方法を選ぶことができます。投稿して下さった動画を確認なしに全世界に突如公開することはありませんのでご安心ください。「特定の人たちには聞いて欲しいけど、誰でも見られるようにはして欲しくない」という方は是非ご相談ください。

では最後に…

サポートについて

この【宇宙と歌おう!】プロジェクトでは賛同してくださる皆さまにサポートを募集しています。

この記事の最後にあるクリエイターをサポートするというボタンから、自由に金額を設定して寄付をして頂くことができます。サポートが多く集まれば、より若手音楽家たちのニーズに寄り添ったクリエイティブな企画を展開していけるかと思います。

どうか、ご協力頂けましたら幸いです🙇🏻‍♂️


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