見出し画像

2023年J1第28節鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス@県立カシマサッカースタジアム

9月24日は第28節横浜F・マリノス戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1−2で敗戦です。

立ち上がりから攻撃の意識が高く先制できただけに勝ち切りたかったです。

悔しい逆転負けとなりました。

まずはマリノス戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。


GK29 早川 友基
DF22 広瀬 陸斗
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF25 佐野 海舟
MF20 柴崎 岳
MF14 樋口 雄太
MF33 仲間 隼斗
FW37 垣田 裕暉
FW40 鈴木 優磨

仲間が帰ってきましたがディエゴ ピトゥカが出場停止です。

そのピトゥカの代役は柴崎でした。

交代
後半12分
仲間 隼斗→アルトゥール カイキ
仲間は2試合ぶりの出場でしたが相変わらず潤滑油となっていました。
もう少しバイタルエリアでのプレーが見たかったです。
カイキは目立つシーンはほとんどありませんでしたが決定機が2本ありました。
どちらかは決めなければなりません。

後半12分
垣田 裕暉→土居 聖真
垣田は前線でポストプレーを見せるもファウルを取られることが多く時間を作ることができませんでした。
そして最初のヘディングシュートは決めたかったです。
土居は垣田と異なる役割でチャンスを演出します。
後半の決定機は土居が絡んでいました。

後半25分
広瀬 陸斗→須貝 英大
広瀬は右サイドからのピンポイントクロスで得点チャンスを作っています。
後半はやや存在感が薄れてしまいました。
須貝は縦へのプレーが多くサイドを活性化させました。

後半25分
柴崎 岳→名古 新太郎
柴崎はうまくボールを散らしながらゲームを作ってくれました。
復帰後初先発でしたがコンディションは良さそうです。
これからまだまだ良くなると思います。
名古も負けじと好プレーを見せてくれました。

後半36分
樋口 雄太→エレケ
樋口はこの試合でもCKからアシストを記録します。
これで12アシストとなりました。
エレケは久々の出場も結果を残せません。
唯一のシュートも大きく枠を外しチャンスをふいにしています。

鹿島は序盤から高い強度で攻め続けます。

今や武器となったセットプレーで幸先よく先制しました。

理想的な時間帯の得点でマリノス陣内でゲームを進めていきます。

マリノスのビルドアップを2トップを中心にコースを限定させ自由にやらせません。

しかし同点にされてから流れが変わってしまいます。

さらにマリノスの圧力を跳ね返すことができず逆転を許してしまいました。

その後も苦しい展開が続きます。

どうにか追加点は許さず凌ぐのが精一杯です。

選手交代から決定機こそ作りますが得点は奪えませんでした。

ハイライトは以下の通りです。

前半2分
左サイドから逆サイドへ優磨が左足でサイドチェンジです。
そして広瀬はシンプルにクロスを上げます。
中で垣田が頭で合わせますがGK一森純のセーブに遭い得点はなりません。

前半3分
これで得たCKを樋口がインスイングで蹴り込みます。
そして植田が高い打点でドンピシャで当てます。
しかしバーの上に外れてしまいました。

前半15分
樋口がアウトスイングのCKをファーサイドに蹴ります。
相手マークから外れるように後ろへ下がった優磨がヘディングで合わせました。
そのボールは山なりの軌道を描いてネットを揺らし先制に成功します。
優磨はリーグ戦13得点目です。

前半20分
中盤からパスが繋がります。
そして縦パスが入ると垣田がうまく落とします。
最後は優磨がグラウンダーのシュートを打ちますがやや力なくGKに阻まれてしまいました。

前半34分
ヤンマテウスがショートコーナーを選択します。
渡辺皓太から再度受けるとダイレクトでゴール前に入れてきました。
ゴール前へ飛び込んだアンデルソンロペスに左足で合わせられネットを揺らされます。

後半5分
ゴール前で細かいパス交換をされます。
そして右からヤンマテウスが左足で強烈なシュートを放ちます。
これは早川がセーブするもののアンデルソンロペスの目の前にこぼれます。
そのボールを右足で押し込まれ逆転されてしまいました。

後半16分
ヤンマテウスがペナルティエリア右から独特のリズムでドリブルし左足でゴール前へクロスを上げます。
これにナムテヒがフリーで頭で合わせました。
しかし早川のファインセーブでどうにかゴールを死守します。

後半18分
優磨の左からサイドチェンジで右の広瀬にボールが渡ります。
そして広瀬がグラウンダーのクロスを入れました。
これは味方に合いませんがこぼれ球に反応した優磨がペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜きます。
いいシュートでしたがDFに当たり枠の左に逸れてしまいました。

後半33分
須貝が右サイドの相手陣内深くから右足でクロスを上げます。
そしてファーサイドから土居が頭で折り返しました。
最後はカイキがシュートを放つも大きくバーを越えてしまいます。
フリーだっただけに枠には飛ばしたいシュートでした。

後半48分
土居が右サイドの相手陣中央から相手GKとディフェンスラインの間に絶妙なクロスを送ります。
これをファーサイドへ流れた優磨が足をつりながらも精一杯左足を伸ばしシュートをします。
しかし無情にもポストに当たりネットは揺らせません。

優勝に向けて絶対に勝たなければならない試合にもかかわらずホームで逆転負けという衝撃の結末となりました。

前半に2点目を取れていれば違った結果になっていたかもしれません。

しかしマリノスに対策をされてからは封じ込まれてしまい得点をすることは難しくなります。

かつての鹿島のようなしたたかさがマリノスにはありました。

これでリーグ優勝はヴィッセル神戸と横浜F・マリノスに絞られた感があります。

鹿島は残り6試合で首位の神戸との勝ち点差は9です。

もちろん逆転の可能性はありますがかなり苦しくなってしまいました。

神戸との直接対決を残しているところに僅かな光が差しています。

6連勝して最後はどうなるか見届けたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?