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2024年ルヴァン杯1stラウンド3回戦FC町田ゼルビアvs鹿島アントラーズ@町田GIONスタジアム

5月22日はルヴァン杯1stラウンド3回戦FC町田ゼルビア戦が町田GIONスタジアムで行われました。

結果は0−2で敗戦です。

今季フォーマットが新しくなったルヴァン杯は1stラウンドで姿を消すことになりました。

まずは町田戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 早川 友基
DF16 須貝 英大
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF4 ラドミル ミロサヴリェヴィッチ
MF25 佐野 海舟
MF14 樋口 雄太
MF77 ギリェルメ パレジ
FW27 松村 優太
FW37 垣田 裕暉

連戦ではありますが守備陣は手堅いメンバーを選択します。

それに対し攻撃陣は大胆に代えてきました。

交代
前半14分
ラドミル ミロサヴリェヴィッチ→名古 新太郎
ミロサヴリェヴィッチは1stラウンド2回戦のヴァンラーレ八戸戦以来約1ヵ月ぶりのスタメンです。
しかし開始早々負傷交代となります。
そして左外側ハムストリング筋損傷で全治2ヵ月と診断されています。
名古はトップ下が定位置になってきましたがこの試合はボランチに入りました。

後半0分
松村優太→アレクサンダル チャヴリッチ
今季チャンスが少ない松村もようやく出場機会が巡ってきます。
しかしほとんどボールにかかわることなく交代です。
チャヴリッチは相変わらず存在感がありました。
唯一のシュートは枠に飛ばしたかったです。

後半0分
垣田 裕暉→鈴木 優磨
垣田はリーグ戦でベンチ入りをしていますが出番がなかなかやってきません。
そのため久々の出場でした。
ただボールを収めることができずアピールに失敗です。
優磨は攻撃をリードしましたがせめて同点の状況で投入したかったです。

後半19分
ギリェルメ パレジ→柴崎 岳
パレジはここ1ヵ月ほど試合から遠ざかっていました。
その影響からかほぼ見せ場はありません。
単独でもサイドを突破してもらいたかったです。
柴崎は状況を打破する一手とまではなれませんでした。

後半28分
樋口 雄太→師岡 柊生
樋口はリーグ戦で途中出場が多いとは言え監督の構想に入っています。
ただスタメンを奪い取るようなプレーを出すことはできませんでした。
このような試合ではプレースキックから決定機を見出したかったです。

ハイライトは以下の通りです。

前半20分(0-1)
鹿島が自陣でボールを回します。
そして早川の縦パスをバスケス バイロンがカットしました。
エリキに展開するとワンタッチパスをミッチェル デュークがゴールに左足で流し込みます。
流れるようなパスワークを披露されます。

前半36分(0-2)
鹿島のパスワークが乱れ中盤で下田北斗に拾われます。
下田は縦パスを出しますが須貝がスライディングでコースを切りました。
しかしこぼれ球をミッチェル デュークに拾われ左サイドのナ サンホに展開です。
ワンタッチでナ サンホ、エリキに繋がれ最後はミッチェル デュークに流し込まれます。

後半19分
パレジがペナルティエリア手前からスルーパスを出します。
このパスが右のチャヴリッチに通ります。
チャヴリッチは右足で思い切りよくシュートを放つもゴール左に逸れていきました。

後半33分
佐野がドリブルで前進しペナルティエリア左から折り返します。
これを優磨が左足でダイレクトで狙います。
相手DFにブロックされますがまたボールがこぼれてきました。
今度は右足で狙うもゴールの上に外れてしまいます。

前半は町田の一方的な試合展開となります。

シュート数も町田の10本に対し鹿島は0本と何もできません。

2失点でよく凌いだ内容でした。

そして後半はリーグ戦のレギュラーを投入していきます。

盛り返しはしましたが2点をリードし守備意識の高くなった町田を崩すことは簡単ではありません。

最後まで枠内にシュートすら打たせてもらえませんでした。

これでルヴァン杯のタイトルを失い、主力の疲労は蓄積される最悪の事態になりました。

唯一の光明は柴崎岳が復帰したことです。

今季は主将に就任も怪我が長引きこの試合が初出場でした。

現在のボランチは佐野と知念というJ屈指の2人が務めています。

また違ったタイプの選手が加わることでどのような中盤が形成されるか楽しみです。

これからリーグ戦と天皇杯の2冠を狙っていくことになります。

ルヴァン杯敗退のショックは小さくありません。

しかしずっと引きずるわけにもいきません。

リーグ戦は好位置に付けています。

この悔しさをバネに必ず21冠目を獲得しましょう。

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