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2024年J1第6節アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ@ベスト電器スタジアム

4月3日は第6節アビスパ福岡戦がベスト電器スタジアムで行われました。

結果は0−1で敗戦です。

激しい雨が降りしきる中、選手たちは最後まで走り切ってくれましたが結果が出ませんでした。

まずは福岡戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF25 佐野 海舟
MF13 知念 慶
MF30 名古 新太郎
MF8 土居 聖真
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ
FW40 鈴木 優磨

守備陣はかなり固定化されてきました。

ルーキー濃野は地元福岡での凱旋試合です。

そして怪我から復帰した佐野がスタメンに復帰します。

前節ボランチで活躍した土居はトップ下で起用されます。

交代
後半10分
土居 聖真→松村 優太
前節ボランチで輝いた土居の姿はありませんでした。
ボールに触る回数が少なくリズムが作れません。
前半の途中から名古とポジションを入れ替えますが好転しませんでした。
途中投入の松村もスピードを活かすシーンは見られないまま終わってしまいました。

後半20分
名古 新太郎→樋口 雄太
名古も土居と同じくあまりボールに絡めませんでした。
このピッチコンディションでは持ち味のテクニックが出しにくかったようです。
代わった樋口はテンポよくボールを捌き攻撃を活性化します。
最大の決定機は決めたかったです。

後半20分
アレクサンダル チャヴリッチ→ギリェルメ パレジ
左サイドで起用のチャヴリッチは対応されていました。
また雨でボールが走りすぎてうまくドリブルができません。
シュートも0本に終わります。
パレジは直接FKを蹴っておりゴールも見たいです。

後半39分
濃野 公人→垣田 裕暉
濃野は対応が後手になってしまい警告をもらうシーンがありました。
その影響もあってかポジションが低くなかなか前に顔を出せませんでした。
垣田は不遇な起用法になっています。
ハイボールが上がってこずストロングポイントの高さを全く活かせません。

ハイライトは以下の通りです。

後半7分(0-1)
左サイドで時間を作りながら宮大樹がクロスを入れます。
そしてシャハブ ザヘディが下がりながらヘディングシュートをゴール右下に決めます。
関川の前に入られ首の強さで枠に飛ばされました。
早川も横っ飛びをしますが触ることはできませんでした。

後半19分
右サイドでパス交換をし優磨が後方からのパスに抜け出します。
そしてペナルティエリア内から低いクロスを入れました。
中で名古が待っていましたがドウグラス グローリにクリアされシュートを打つことはできません。
触ることができれば1点もののシーンをようやく作り出します。

後半24分
左サイドから安西が中に入り松村に縦パスを通します。
強いパスでしたが松村がワンタッチでペナルティエリア手前の絶妙な位置に落としました。
これを樋口がGKと1対1になり右足でループ気味に狙います。
しかしGK村上昌謙がうまく距離を詰めて右手でセーブされてしまいます。

後半45分
ペナルティエリア手前の絶好の位置で直接FKを獲得します。
パレジは壁の下を抜く低い弾道のシュートを打ちました。
しかし相手DFの足に当たり跳ね返ってきます。
今度は樋口が豪快に狙うもバーの上でした。

両チームともにハイライトと呼べるものが少ない試合でした。

特に前半は福岡が8本のCKを得ますがそれをはじき返す展開が続きます。

後半の失点場面も決して崩されたわけではありません。

唯一の決定機をきっちり決められてしまった印象です。

そして鹿島はスリッピーなピッチにボールが落ち着きません。

パスミスが多く連動した形が作れませんでした。

最後まで対応できず90分を終えています。

今節のピッチコンディションであればロングボールを放ったほうがチャンスを作り出せたかもしれません。

次は中3日でFC東京戦です。

国立競技場での開催のため注目度の高い試合になるでしょう。

連敗は絶対に避けたいです。

準備期間は短いですが最善の策で臨んでほしいと思います。

2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
仲間 隼斗 2点
アレクサンダル チャヴリッチ 2点
鈴木 優磨 2点
植田 直通 1点

<アシスト>
植田 直通 2点
安西 幸輝 1点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
名古 新太郎 1点

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