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2024年天皇杯2回戦鹿島アントラーズvs奈良クラブ@県立カシマサッカースタジアム

6月12日は天皇杯2回戦奈良クラブ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は2−1での勝利です。

無事に天皇杯初戦を突破しました。

まずは奈良クラブ戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 山田 大樹
DF32 濃野 公人
DF25 佐野 海舟
DF5  関川 郁万
DF16  須貝 英大
MF10 柴崎 岳
MF13 知念 慶
MF77 ギリェルメ パレジ
MF14 樋口 雄太
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ
FW15 藤井 智也

リーグ戦からスタメンを7人入れ替えて臨みます。

山田はルーキーイヤーの2020年8月19日J1第11節横浜FC戦以来約4年ぶりの出場です。

交代
前半41分
知念 慶→植田 直通
知念は守備だけでなく攻撃にも顔を出します。
ストライカーばりのボレーシュートも見せてくれました。
しかし右膝を負傷し途中交代となってしまいます。
軽傷であることを祈るばかりです。

後半0分
藤井 智也→鈴木 優磨
藤井は左サイドをコンビネーションで崩すことはありませんでした。
しかし単独突破でチャンスを作ります。
ただ監督の思惑通りではなかったようです。
優磨は流石の働きです。
決勝点を挙げ勝利に貢献します。

後半37分
柴崎 岳→名古 新太郎
柴崎は今季初スタメンでしっかり結果を出します。
中盤を落ち着かせゲームを作りました。
そして2得点ともに絡みます。
これから知念、佐野とのボランチ争いが楽しみです。

後半37分
アレクサンダル チャヴリッチ→徳田 誉
チャヴリッチは久々のスタメン出場です。
馬力のあるプレーを見せしっかり得点も決めました。
後半はバテたようですが今後スタメンでも見たいです。
そして徳田は2種登録ながら公式戦最年少出場(17歳3ヵ月25日)を果たしました。

後半42分
ギリェルメ パレジ→舩橋 佑
パレジは右サイドで起点となります。
特に前半は動きがよかったです。
チャヴリッチとの相性が良く同時起用が当たりました。
リーグ戦でもチャンスがあるかもしれません。

ハイライトは以下の通りです。

前半13分
須貝のサイドチェンジから右サイドでパスが繋がります。
そして濃野が樋口とワンツーでボールを受けました。
濃野は浮き球を思い切りよくボレーシュートを放ちます。
バーを越えていきますが素晴らしい連携を見せました。

前半16分
藤井が左サイドからドリブルをしカットインをします。
そしてペナルティエリア内のパレジに縦パスを入れました。
パレジは相手DFを背負いながらも振り向きざまにシュートを打ちますがGK正面でした。

前半21分(1-0)
右サイドでのスローインから柴崎にボールが回ってきます。
すると柴崎は絶妙なにスルーパスを出しました。
さらに樋口がフリックをしチャヴリッチに通ります。
チャヴリッチは角度がなかったもののニア上に蹴り込んでネットを揺らします。

前半41分(1-1)
右サイドから吉村弦がクロスを上げます。
このボールが伸びてゴール方向に飛んできます。
左ポストに当たると山田にも当たってゴールラインを割ってしまいました。
佐野のカバーもあと一歩及びませんでした。

後半8分(2-1)
チャヴリッチから右サイドの柴崎にパスが出ます。
このボールを柴崎はダイレクトでゴール前にクロスを上げました。
するとタイミングよく走り込んできた優磨がダイビングヘッドで勝ち越し弾を叩き込みました。

後半24分
右サイドでFKを獲得します。
樋口はゴール前に蹴り込まず横の濃野に出します。
濃野はコースを突いてミドルシュートを放ちました。
しかしGK正面でキャッチされてしまいます。

後半37分
センターサークル付近で優磨がボールを受けるとスルーパスを出します。
このボールに徳田が反応しました。
GKと1対1になり右足でシュートもマルク ヴィトに足でセーブされます。

後半44分
またしても優磨から徳田にスルーパスが通ります。
徳田はドリブルで右サイドから中に入りシュートコースを作ります。
GKの動きを見てシュートも左足に当てられネットは揺らせません。

試合前にポポヴィッチ監督はルヴァン杯1stラウンド2回戦のヴァンラーレ八戸戦のようにはしたくないと話していました。

鹿島がJ3相手に延長戦で何とか勝利した試合です。

選手たちにもその言葉は響いていたようでこの試合は序盤から圧倒します。

ただすぐに得点を奪えないのがサッカーの難しいところです。

ようやく先制し楽に試合を運べるかと思いきや不運な失点で振り出しに戻されます。

内容的には余裕があったかもしれませんが結果は1点差での辛勝でした。

ヒーローインタビューで優磨はしょうもない試合をしたと言っていました。

鹿島の目指すサッカーはまだまだ遠くにあります。

それを突き詰めてリーグ戦と天皇杯の2冠を獲得したいです。

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