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Andyです。

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1年前の話(11月某日にウィーンフィルを鑑賞した手記)後編・コンサートについて

ルイージ御大もいいご年齢ですし、次いつ名古屋に来るか考えたら、この根っからのN響ファンの心情は察するに余りあると思うのですが、 Y氏の『そんなん東京行ったら聴けるじゃんウェルザー=メストは最悪一生日本に来ない可能性だってあるんだよ!』 という熱量に絆されてウィーンフィルのチケット争奪戦に参戦する運びとなるのでした。 そして独り身である私はA席を、Y氏夫妻はB席を勝ち取ることになります。 コンサートの類のチケットとしては人生で1番高価なチケットです。(36kだったかな?)

    • 1年前の話(11月某日にウィーンフィルを鑑賞した手記)前編・経緯

      結果とは偶然の連続の産物とはよく言われるわけですが、少なくとも本意では無いところで様々な力が働いた結果とても満足した話です。 多分幸運と呼ばれる事象です。 23.11/10.18時より名古屋の芸文にてウィーンフィル管弦楽団のコンサートがありました。 名古屋クラシックフェスティバルにウィーンフィルアジアツアーが絡まったやつです。 今回はそれを見に行くことになった経緯とコンサートの感想です。 今回話に出てくるY氏及びY氏嫁との出会いは2021年の2月。 詳しい日付も出そう

      • 私の基礎スキー遍歴 殊に道具(~23/24シーズン前)

        重力を利用して雪面と、ひいては自然との対話をしてる気になれるスキーが僕は大好きです。幼少の頃からスキーはやっていたものの、30を過ぎ地元に帰ってきた私がスキーを再開、沼にはまった話です。 ある程度の技術がないと自由に遊べないことに気が付いたのは2017年の頃でした。誘われて一緒に行ったメンバーは当時の自分と比べると相対的にレベルが高く、足を引っ張ってしまいました。「休憩ができて助かるよ!」みたいな常套句で慰められました。 焦る気持ちばかりであまり愉しめなかった2017年の2

        • エモい話はじめました 後編

          そのときにふとOさんが、姉の結婚式で愛の挨拶を伴奏しましたよと教えてくれました。 曰く叔母が楽器の先生をやっていたらしく、自身も小さい頃からピアノをやっていたもよう。 叔母がヴァイオリン、Oさんがピアノで弾いたようで、私にとっては思い出深い曲なのに僕さんには愛の挨拶を聴くと震えて動悸が止まらなくなるんですねとけらけら笑われました。 それから程なく付き合いがはじまり、エルガー先生が愛の挨拶を通して教えてくれた、同じ方向を見ていても環境やバッググラウンドが違えば見方が変わってし

        1年前の話(11月某日にウィーンフィルを鑑賞した手記)後編・コンサートについて

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        • とりとめのないエッセイ
          5本
        • 趣味っぽい話
          5本
        • 文系的な話
          2本
        • 藤子不二雄の少し不思議を含むSFっぽい話
          2本
        • 哲学っぽい話
          1本

        記事

          エモい話はじめました 前編

          過去を振り返れば、人生の中であれはエモかったのかもしれないと思うことが皆さんも幾つかはあるのではないでしょうか。 これは或る限界独身男性の確かにエモかったであろう話である。 出会いは友人の紹介そこそこに、はじめてのデートはお互いの趣味趣向を探ってるような感じでした。 日曜の昼下がり、ランチと買い物を済ませ車内に戻ると限界独身男性は気が付きます。 きらクラ!忘れていた!!と。 *限界独身男性といちいち書くのが面倒なので、仮にあくまで仮に、僕とこれから記します。 当時の僕は

          エモい話はじめました 前編

          求ム!こんなアプリ森見登美彦の世界

          森見登美彦嫌いじゃないです。10冊程度しか読んでいませんが極めてハズれのない作家だと思っています。 例えば読書していて、 ”うわぁこれ読んだの失敗したー読んだ時間返せー!” や、 ”ん??あれ??これ読んだことある気がするぞ?やっぱりこうなるよね?あ゛ーやっぱり読んでるー!” みたいなことが続くと、アライメントを整える為、心の振れ取りの為(ロードバイク界隈用語)に、森見登美彦の読んでないの無かったかなと手を出しがちになるくらいハズれの無さに信頼を置いています。 森見登美彦

          求ム!こんなアプリ森見登美彦の世界

          全日本プラネタリウムのすゝめ

          国に200箇所以上ある常設プラネタリウム。 実はあなたの住んでいる街にもあるかもしれないプラネタリウム。 皆さんは年に何回ほどプラネタリウム行かれますか? もし普段そんなに行かないとか我が人生にプラネタリウムの詞無しなんて人、勿体ない実に勿体ない。 例えば日差しが強く外に居る環境とは思えない暑い夏、たまたまマフラーを忘れ首筋から体温が奪われて危険だと思う寒い冬の日、もしくは営業行ってきますと出たものの玉もないし月初めだからテンションの上がらない手持ち無沙汰溢れる外回り時なん

          全日本プラネタリウムのすゝめ

          耳なし芳一は何のメタファー?

          昔話や言い伝え、絵本なんかには基本メッセージがあるものですが、耳なし芳一から得られる教訓って分からんくない?と思い少し考察してみたいと思いました。 *多分に耳なし芳一のネタバレを含みます。 えぇ…まず確認の為に調べてみたら耳なし芳一は明治時代に発刊された怪談の一種であり、寓話でも何でもないので教訓ありきの物語ではないみたいです。 とは言え、目に映るすべての事はメッセージ、この世に自分に関係のないものなど無いと思っているBoys and girlsに送りたいと思います。

          耳なし芳一は何のメタファー?

          おばあちゃんの思い出に見る模範的なタイムトラベラーとは②

          前回の続き。 パターン5.まだ見ぬ将来の知人 これはまさしく信じないパターン。 将来の恋人です、将来の友人です、将来の子供ですと言われ信じる人は居ないでしょう。どれだけ可愛くても煙に巻きますね。 次に視点を変え、自分が過去に赴いた場合、誰に会いに行くだろうかという超個人的かつ勝手な未来人のび太的なタイムスリップを考えてみましょう。 ここからは、これまでも個人的な意見でしたがさらに超個人的な意見になります。 … …… ……… 20年前であれば、亡くなってしまった親友に

          おばあちゃんの思い出に見る模範的なタイムトラベラーとは②

          おばあちゃんの思い出に見る模範的なタイムトラベラーとは①

          私はドラえもんがあまり好きではありませんがドラえもんの話で、おばあちゃんの思い出という回があったのを覚えています。 ドラえもんのタイムトラベルという舞台装置は設定がまちまちなのでそこは置いて於いて、 ここで話したいのは模範的なタイムトラベラーとはなんぞやという話です。 また模範的の範囲をあまり広くしすぎると答えは技術革新の為とかそんな事になってしまうので、自分を含めた半径心の5mくらい(親しい友人レベル)としましょう。 そしてタイムパラドックスもできるだけ少ない範囲が好

          おばあちゃんの思い出に見る模範的なタイムトラベラーとは①

          基質特異性こそ大事なんじゃないの

          流行りにのることがダサいと思うと、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで踊る阿呆を見る阿呆になってしまいがちです。 流行に敏感な人は敏感な人達の選民意識があるように、流行過敏な人たちを冷淡するみたいな選民意識もあり、自分は選民意識を持たないでいようっていう意識すら選民意識を孕んでいて、人間という種族は種族として自我を持ち始めた時から破滅へ向かっているのである。 そんな人間原理とかの話がしたいのではなくて、流行とは没個性の象徴であり、自然発生した流行のTop of Top以外はとは言い過

          基質特異性こそ大事なんじゃないの

          万年筆とある店と後悔が先に立っている状態と立っていない状態が重ね合っている話

          万年筆とある店に纏わる話。 コレクションを趣味にしてしまうことはとても生産性の低い話なのですが、小さい頃から絵葉書だったり帽子だったりストールだったりを集めるのが趣味でした。 万年筆もその1つといえばそうなんだけど、元々字を書くのが好きでその延長線上にある筆記用具なので、仕方ないこれは致し方ないと自嘲気味にネットで記事を探したりカタログを眺めたりする日々です。 わたしは愛知県在住で、名古屋に三○堂さんという昔からの万年筆専門店があると知り、一度行ってみようと思ったのが4年位

          万年筆とある店と後悔が先に立っている状態と立っていない状態が重ね合っている話

          通過点にされると云うこと

          ミュージカルRENTを15年4か月と2週間ぶりに見て思った。 通過点にされると云うこと。 引っ越しや転職、もしくは趣味の移り変わりで色々なシーンの友人がいて自分ではそう思わないけど友人の出入りの多い人生らしいです。 よく言う人間関係リセット癖みたいな事を実際にしたりすることも無いけど、シーンが変われば適当に淘汰されたりあるいはそのシーンを超えて自分の人生に根付いた人たちもいます。 RENTは15年前大阪でたまたま深夜にやっていた映画の番宣で知り、映画スタート→来日コンサ

          通過点にされると云うこと