「余白」を「作る」

こんにちは。
札幌市北区麻生町で
飲食店をしてます。黒沢峰明です。

先日、ある質問を頂きました。
それは何かと言うと
「お店を始めたとき、どうやって考えたのか?」
ということ。

今だから言えることかもしれませんが、
開店の話が出た時点で
世界観が組み上がっていたわけではなく、
今自分にできることが何なのか、
作りたいモノがどんなものなのか、
日々探している状態でした。


物件が決まり、
日取りが決まり、
さていよいよ詳細を決めていこう。

そんな流れだったなと思い返しています。


この時の感覚を言葉にするなら、

「お店」「物件」という「余白」があるところに、
自分の色を付けていける「余地」が生まれる。
付けた色に試験的に一つずつ加えていく。

という具合でした。


今まで働いたお店は何件かありますが、
どのお店、世界の中で動いている時も、
その「余地」を感じたことはありませんでした。

なぜなら、
その場所には
その世界観がすでにあるから。


なので、
キャンバスに書かれ、描かれるアートのように、
世界観がそこにある場所に、
さらに余白を産むには、
無理がかかるのかなとも思っています。


もちろん、人それぞれ性質は違いますし、
これはあくまで私の場合、の話。

どちらかというと、
「価値観」から練り上げて、
モチベーションを得るタイプなので、
「余白」「余地」というやり方が、
合っていたのかなと思っています。


この話をさせていただいて、
改めて勉強になりました。

というのは、
今、自分が動かしているお店という世界が
一つあったとして、

「余白を産むことはできるのだろうか??」
「余白を産んだらどうなるのだろうか??」

そんなことを考えさせてもらうきっかけを
頂いたような気がしています。


誰かとコミュニケーションがとれることって、
自分にはない視点や、
アウトプットの機会をもらえるので、 

本当にありがたいことですね。

感謝🙏


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