JR全線完乗の旅/第27回桜井線他/2016年11月5日
大阪お休み便。JR西日本の「秋の関西1デイパス」を利用して旅に出ます。この切符は優れもので、3600円で関西地区のJRが1日乗り放題の上に…。
京阪電鉄か南海電鉄もしくは近畿日本鉄道のいずれかの一部路線も乗り放題。
しかも近鉄は特急もOKという大盤振る舞い。早速、阿倍野橋駅から自由周遊区間の吉野駅まで特急に乗って、奈良県の世界遺産「吉野山」を目指します。
近鉄の吉野駅から吉野ロープウェイで吉野山へ。吉野ロープウェイは現存する日本最古の索道路線で、昭和4年の開通です。もちろん施設は更新されていますが、支柱は建設された昭和3年当時のままだそうです。
【吉野山観光協会HPより】
吉野山は、ロープウェイ車両のカラーリングや桜マップでお分かりのとおり、一目千本と呼ばれる日本一の桜の名所です。花見客で賑わう春はもちろんですが、秋もゆっくりと寺社仏閣めぐりや紅葉を楽しむ事ができます。
吉野山のシンボルである金峯山寺の本堂「蔵王堂」。高さ34mは東大寺大仏殿に次ぐ木造建築。現存する建物は豊臣秀吉の寄進で安土桃山時代に再興されたそうです。
和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)とその参詣道が、「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年世界文化遺産に登録されました。
今回訪問した吉野山は日帰りのお花見ツアーで、添乗員として初めてお客様をご案内した思い出深い観光地です。もう32年も前の事で、まだ学生のアルバイトでした。
紅葉には少し早かったのが残念でしたが、吉野を代表する名物料理「柿の葉すし」を頬張りながら辺りを散策しました。
すっかり日が暮れてしまいましたが、これから本業のJR全線完乗へ。近鉄の吉野口駅でJR和歌山線に乗り換え、奈良方面に5駅進み桜井線の起点になる高田駅に到着。
■桜井線(高田〜奈良)105系
桜井線の105系は、大河ドラマ「真田丸」ラッピング車両。関ヶ原の戦いに破れた真田幸村が流罪となった九度山は和歌山線の沿線で、桜井線とは共通運用なのでラッキーでした。
旅の終わりは奈良で良かったのですが、お得な切符の自由周遊区間が柘植まである…。草津線を完乗しても何とか最終で大阪まで帰れる事が判明。夜の関西本線をディーゼルカーで疾走しました。
■草津線(柘植〜草津)221系
桜井線
(高田〜奈良)
29.4km
草津線
(柘植〜草津)
36.7km
今回乗車 66.1km
【通算】 5321.1km
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