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面会交流は本当に子どものために必要か?

多治見ききょう法律事務所の弁護士木下貴子(@多治見市)です。
最近,共同親権,面会交流について改めて考える機会が多いので,改めて,面会交流は本当に子どものために必要なのか,ということを振り返りました。
本日は,午後から私が応援している面会交流の支援団体である光本さんの所属するウィーズの研修会がありますので,参加して,学びを深めたいと思っています♪
この団体は,光本さん自身の経験もあって,同居親を支援する団体でも,別居親を支援する団体でもなく,あくまで子どもの視点に立って,子どもの安心,安全を優先する視点での支援をして下さっているのが素敵だなと思っています。
共同親権,面会交流の問題は,大人である両親が,同居親の立場,別居親の立場で,「子の利益」になる,ということをそれぞれの立場から想像し,主張し合い,対立してしまうような形になっていますが,本来は,最も重要な当事者である子ども自身がどのように思っているのかを丁寧に聞き取り,反映していくことが大事だと私は思っています。
以前,光本さん自身のお話も聞き,また,別の面会交流支援団体からの報告や,面会交流について研究している立命館大学の二宮教授などのお話も聴き,どのような場合に子の利益に繋がる,子どものためになる面会交流となるのか,どのような場合には注意が必要なのか,考えたことを紹介していますので,本当に面会交流は子にとってどんな場合でも必要なのか・・?と疑問を持っていらっしゃる方には読んでいただけたらと思います。
二宮教授が,裁判所の協力の下,作成された「親の別居・離婚に不安を感じている子どもたち」へ,子どもさん向けハンドブックもご紹介させていただいていますので,お子さんにどのように離婚のことや別居親との面会のことを伝えたらいいのか困っている方も参考にしてもらえたらと思います♪
いつも読んで下さり,ありがとうございます💕
https://tajimikikyo.com/?p=1834

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