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末席に座るぜ

ようやっとできた。
初めてのアメリカンカープラモ。
三つ巴のきっかけで始めたこの「amt/artel 1/25 1966 ford galaxie」はこういう形で結実することとなった。完成までずいぶんかかったけれど、形にできて満足だ。よかった。

失敗、と言うか気に入らない点は多いけれど、それは自分に満足していないからだろう。作っていると、自分にはできないことが多いことに改めて気付かされた。
考え方の選択肢も少ないし、固い。いいやり方が見えなかったり、難しい局面を迂回する方法を作り出したりすることもできなかった。いまもサッパリさわからないことは多い。
逆に、学んだことも多く、驚き、発見、重い腰を上げることの連続であった。皆、こういうことをしているのね、という納得もあった。
展示会で展示される完成品や、日常的に上がる完成品の画像の向こうに何があったのかを想像できるようになって、恐ろしくなりさえした(皆さんホントにすごい!)。

あと、仕事や生活のリズムの中に、うまいこと趣味を入れ込むことができなかったことはとても大きな困難だった。これは何とかしたいなぁ。

やり残したことは多くて挙げ切ることはできないけれど、ひとつ大きな心残りがある。
アメリカンカープラモのいくつかのボックスアートには、車の横に人がいたり、人の匂いを感じさせる状況を描いているものがあって、惹かれるものがあった。
そんな状況を何とか作りたいと思っていたのだけれど、叶わなかった。うまいことアイディアが降りて来なかった。余裕があれば簡単なベースを作ることぐらいはしたいと思っているけれど、どうだろうな。
次のモノでも考えたい課題だ。

途中、中断を挟んだものの、2年ちょっと気持ちを切らさず完成まで持ってこられたのはsnsのおかげだと思う。
ノイズも多いが、同じ趣味を持つ方々のつぶやきや、途中経過、完成報告の画像群は、大きな励みになった。同志(と勝手に思い込んでいる方々が)いることは心強い。皆さんどうもありがとう。
今後ともよろしく

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