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音楽活動を長く続けるコツ

こんにちは!T@ka*(タカ)です。

普段は北海道の札幌市を拠点に『音楽で皆が笑顔になれる場所を創る』為に、イベント主催、音響スタッフ、ライブ出演、楽曲提供をしています。

本日9月6日で僕が主催している出演者公募制のライブイベント「フレ☆ステ」が9周年を迎えました。

いつも当イベントをご支援いただいている皆様本当にありがとうございます。

ちなみにこちらが記念すべき第1回目のTwiPlaイベントページです!

2014年9月6日に始まった「フレ☆ステ」ですが当イベントの特徴は出演者様にこちらからオファーをするのではなく、出演者様側から「ライブに出演したい」と応募する形をとっている事です。

ですので、比較的ステージ初出演の方やステージ経験の浅い方が多くご出演されています。

その中で9年間いろいろな方を見守ってきましたが「長く音楽活動を続けている人」に共通した特徴があるなと思ったので今回初めて「note」にまとめてみました。

ライブを中心に活動されている方以外に歌ってみた等のネット上で活動されている方にも当てはまる内容だと思いますので、音楽活動を長く続けて行きたい方達の支えに少しでもなれたら幸いです。


●自分の活動キャパを知ろう

・活動を辞める主な原因

僕が9年間北海道のオケ界隈(オケ音源でライブをする方達の界隈)を見守ってきて音楽活動を辞めてしまった方達で一番多かったのが「自分の活動キャパシティーを大きく超えてしまった」方達です。

以後「活動キャパシティー」は「活動キャパ」と略させていただきます。

・器の総量は決まっている

僕は人の活動キャパの総量は皆等しく決まっていると考えております。

この活動キャパを一つの器として例えると、100%しか入らない器に120%の水を入れてしまうと当然水は溢れてしまいます。

そのまま水を入れ続けるとどんどん水が溢れてしまい、水をコントロールできなくなります。

その結果自分では物事をコントロールできなくなりパニックになってしまい思考が停止してしまって心を病んでしまいます。

これを僕は人から相談された時によく「"活動のキャパオーバー"をしちゃってるね」と言います。

「活動のキャパオーバー」これこそが僕がみてきた中で音楽活動を辞めてしまう方に一番多くみられる原因です。

・割り振り上手は活動上手

では「音楽活動を長く続けている」方達はどうしているのか?

それは先ほど例えさせていただいた「水が100%入る器に120%の水を入れない」ということです。

一日は24時間しかありません。

この24時間を100%の水が入る器。

更にわかりやすくするとこの器を100%の値の円グラフとして考えたのが「活動キャパグラフ」です。(図-1)

図-1

皆さんも日常生活をしていく中で様々なしがらみや大切にしているモノがあると思います。

それは社会人の方であれば「仕事」、学生さんであれば「学業」。

読書やゲームといった「趣味」、恋人がいる方なら「恋愛」。

「食事」や「睡眠」も生きていく為にはもちろん大切なモノです。

これらの大切なモノを「活動キャパグラフ」にどう割り振っていくのかが重要です。

図-1の様に人によって「活動キャパグラフ」の値の割り振りは異なってきます。

音楽活動をしている方達は一般の方と比べて更に「音楽活動」の項目が追加されます。

しかし円グラフの全体的な値は100%しかありません。

ですので、この100%しかない値を割り振るのが上手な方が「音楽活動を長く続けている」方だと思います。

また、先ほど「人の活動キャパの総量は皆等しく決まっている」と述べましたが「あの人は私より多くの事ができている!あの人の方が私より活動キャパが多いじゃないか!」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

僕はそういう人より多くの事をこなせる人は「活動キャパの器(活動キャパグラフ)が普通の人より大きい人」だと考えております。(図-2)

図-2

同じ100%の活動キャパグラフでも大きさが違えば同じ10%の割り振りでも容量が異なってくるので活動キャパグラフが大きい人はより多くの事ができるのでしょう。

さらに結婚されて子供さんを授かったのを機に音楽活動を引退・休止されてしまう方が多くいらっしゃいます。

そういう方は音楽活動の値がそのまま育児に変わってしまっているのだと思います。

子供さんが大きくなって育児の値が少なくなるとその分を再び音楽活動に割り振って活動を再開される方もいらっしゃいます。

受験勉強だと学業の値が、会社に新入社員として就職であれば仕事の値が当然増えると思います。

その場合も音楽活動を含め他の値を減らさなければいけません。

やはり音楽活動を仕事にできれば仕事の値も含めて音楽活動に回せますので音楽を仕事にしているプロの方は最強です。

「割り振り上手は活動上手」皆さんも一度ご自身の「活動キャパグラフ」を是非作ってみてください。


以上が僕が感じた「長く音楽活動を続けている人」に共通した特徴でした。

「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思われた方は割り振り上手な方なのかもしれません。

ちなみに僕は音楽活動の中に「定期ライブイベントの主催」も含まれますので「自主企画以外のライブ出演」が難しく、本当は自主企画以外のライブにもどんどん出演したいのですがキャパオーバーになってしまいなかなか難しく悩んでおります。(多重影分身したい...)

実際にこの記事を書いている時も睡眠時間の値を削っております。


改めまして、音楽イベントの主催を始めてから9年が経ちます。

イベント立ち上げ当時の北海道のオケ界隈は女性演者のステージしかありませんでした。

そこから男性演者も出演できる定期開催ライブを立ち上げ今では男性演者も女性演者も出演できるライブが北海道では沢山増えました。

まだまだ初心を忘れずにオケ界隈の発展に関われる様なライブイベントの主催者を目指して頑張っていきますので、皆様今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い致します。

つたない文書でしたが最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!

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