小さな「約束」を守る力が信頼を生む
おはようございます。TAKAです。
日常の中で、ついつい交わしてしまう「口約束」ってありますよね?それは取引先との雑談や、何気ないやり取りの中で自然と生まれるもの。特に営業職やフリーランスであれば、こういった口頭でのやりとりが頻繁にあります。
もちろん、重要な約束や契約事項はしっかりと書面に残し、守ることが大前提です。でも、実はその「なんとなく言ったこと」「軽く交わした言葉」こそが、信頼関係を築く上でのカギになるんです。
フリーランス営業代行の現場で感じたこと
ここで、私自身がフリーランスの営業代行として経験した具体的なエピソードをお話しします。
あるクライアントとの定期打合せの際に、会話の中で「最近、業種別の展示会イベントに関心があって、今後はそういったものにも出店してみよう」という話がふと出ました。その場では「それはいいですね」と軽く流したものの、後でふと思い出して、その展示会の詳細を調べました。そして、次回の商談時に「前回、ご興味あるとお話しされていた展示会ですが、色々調べてみたのですが、○○というイベントは貴社のターゲット層にマッチしてそうです。」と伝えたんです。
その時、クライアントは驚いた顔をしながらも、「そういえばそんなこと言ってましたね。覚えていてくれてありがとうございます」と感謝の言葉をいただきました。実際、展示会には出展してみたいと思っていたが、初めてのことで何から手をつければいいか社内でも困惑していたようで、まだ何も、進められていなかったそうです。そこで展示会の準備のアドバイス、戦略面でのサポート、展示会後のフォロー営業のご依頼を追加でいただきました。来場者を足止めする仕掛けやトークを練るのが好きなので楽しい仕事でした!
この経験を通じて感じたのは、相手が何気なく口にしたことを覚えていて、それをフォローすることで信頼感が生まれるということ。クライアントにとっては、「この人はただの営業マンではなく、自分たちのビジネスのパートナーだ」という意識が芽生えたんだと思います。実際、その後も長い間、そのクライアントとの関係は続き、様々なプロジェクトを任せてもらうことができました。
小さな気配りが生む大きな成果
売れる営業マンや成功しているフリーランスは、この口約束をしっかりと覚えていて、きちんと守ることができるんです。雑談の中で「今度、新商品を持ってきますね」とか、「その件、後で調べておきます」といった、相手にとっては大したことではないかもしれない言葉。それをきちんと実行に移すだけで、相手からの評価はガラッと変わります。
相手が忘れてしまっているような些細なことでも、「そんなところまで覚えてくれていたのか!」と感心されることがよくあります。特に、相手が潜在的に抱えている悩みや問題に対して、こちらから積極的にアプローチすることで、期待以上の結果を生み出すことができるんです。
ビジネスの場で大切なのは、相手の期待を超える行動を取ること。大げさなことをする必要はありません。むしろ、日常の中で交わされる小さな「約束」を意識的に守ることで、相手にとっては大きな安心感や信頼感を与えることができます。そしてその結果、あなた自身の評価も自然と上がっていくんです。
フリーランスとして成功するためには、ただスキルや経験を積むだけではなく、こういった「人との約束を大切にする姿勢」が不可欠です。特に、競争が激しい業界であればあるほど、こうした細やかな配慮が他者との差別化につながります。
まとめ
営業職やフリーランスとして成功するためには、日々の「口約束」を軽んじることなく、しっかりと守ることが大切です。それが、相手にとっては「この人なら信頼できる」という確信を生み、あなた自身のブランド力を高める要素になります。
これからも、小さな約束を大切にし、相手の期待を超える行動を積み重ねることで、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、良好な人間関係を築いていきましょう。結果として、その積み重ねがあなたを次のステージへと導いてくれるはずです。
では、また明日お会いしましょう!記事を読んで少しでもよかったなぁ~と感じていただけたら「スキっ」ボタンを押していただけるとnoteを書くモチベーションに繋がります!
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