sora tob sakanaが主催したフェス「天体の音楽会」出演者たち

 ハイスイノナサや、siraphでの活動の他、最近では『呪術廻戦』のサウンドトラックの制作もしている照井順政。彼がプロデュースしていたのがsora tob sakanaというアイドルで、音楽的な前衛性を取り入れつつも、アイドルらしく歌い上げる2020年9月に解散してしまいました。

 そのsora tob sakanaが主催していたフェスが「天体の音楽会」。このフェスでは、今ではJ-POPの中心で大活躍するミュージシャンやアイドルも出演していました。私は、2020年にこのフェスに行きましたが、このフェスにもっと早く出会っていたかったなと思うくらいの豪華さです。

 2018年、2019年、2020年の3回それぞれの出演者を何組か振り返ってみます。


1. 2018年

 はじめての開催となった2018年。中野サンプラザにて開催されました。アイドルが6組参加の中、バンドも3組出演しました。sora tob sakanaはバンドセットでもパフォーマンスしました。

 なんといっても注目は、2019年「白日」の大ヒットをきっかけに国民的バンドとなったKing Gnuでしょう。当時のSNSの投稿を探ると、メンバーがアイドルの多いアウェイのフェスであることを感じていたことが伺えます。アルバム『Tokyo Rendez-Vous』の楽曲を中心に披露されました。

 他に注目と言えば、ゆるめるモ!です。このグループには当時、あのちゃん(現ano、I's)が所属していました。


2. 2019年

 2019年も開催され、前年に引き続き中野サンプラザで開催されました。アイドル3組、アニソンソロシンガー1組、バンド2組とアイドルであり、バンド活動を行う照井順政のプロデュースであり、アニソンも担当していたsora tob sakanaならではのフェスの在り方を確立しつつあった回となりました。

 2019年の注目、まずはフィロソフィーのダンスです。ファンクやR&Bのサウンドで哲学的な歌詞を歌わせるコンセプトのアイドルです。

 また、Tempalayも出演していました。関ジャムで「大東京万博」が取り上げられるなど、注目を集めるバンドです。


3. 2020年

 2020年にsora tob sakanaが解散することとなるため、最後の開催となった2020年。コロナの流行による自粛のギリギリ前に開催することができたイベントは、渋谷の3会場でのサーキット開催されました。バンド、アイドル、アニメの各ジャンルから、多く出演しました。

 この年は、なによりも新しい学校のリーダーズが注目です。「オトナブルー」の大ヒットで紅白に出演するまでとなるリーダーズ。そのリリースのちょっと前に出演しました。

 また、『呪術廻戦』のエンディングテーマを担当する「」がヒットすることとなる崎山蒼志も出演していました。


※複数年参加のミュージシャンやアイドルも加筆予定。

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