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No.34 今谷さんと入江三子さん

大学生だった時に何がきっかけだっただろうこのお二方と知り合った

お名前をそのまま書くのは、彼らがあの時あの場に実際に存在して私と交流があった!ということ真実に現実に在ったということの証しだからだ

今谷さんは男性で骨形成不全症という病気で車椅子の方だった
(私、お顔はまだ思い出せるんだけど下のお名前を、失念してしまいました、ごめんなさい🙏)

同時期に入江三子さんという女性の方ともお知り合いになって彼女は筋ジストロフィーという病気だったのだけど
彼女もまた当時車椅子でいらして
お二人とは何度か実際にお会いしてそのあとはメールやお手紙でのやりとりでした

私も自分の摂食障害のことは打ち明けてはいましたが、とにかく、後ろめたいというかお二人には申し訳ないという思いが常にありました

以前、わたしが高校生の時に最初に大学病院に入院した時に、パーキンソン病のお母さんから「贅沢病よね」と言われ否定もできずショックだったという経緯もあったんで😓

やっぱり、お二人のご病気の過酷さや深刻さを考えた時に「太りたくない」「食べるのが怖い」というのが病気なんだとそう口にすることすら軽薄な感じがして、甘えてる気がして…申し訳ない気持ちになって
思わずごめんなさい🙏😞ごめんなさい🙇‍♀️という気持ちになる自分がいました

自分でも、わがまま病気的な自覚だったんですよね
彼や彼女らの病気を前に、摂食障害ってやっぱり甘い!あまえてる!って当事者でも感じるものがあるんですよ
私は、その時渦中で抜け出せなくて真剣に悩んでいる身であっても、決して軽々しく摂食のこと考えてなくても、やっぱり彼、彼女らの生きていることへの想いに比べて自分は甘くて恥ずかしいと思ってました!

なのにこんな甘ちゃんの私の悩みや愚痴まで入江さんも今谷さんも本当に真剣聞いてくれるんですよ〜
そして「つらい病気だよね、でも、(ご自分たちと違って)回復できる希望はあるじゃない⁈」って言ってくれるの

もうこの恥ずかしさって。申し訳なさって、想像つくかしら⁉️

お二人とは、その後しばらくメールしてのやりとりが続いて、その後音沙汰がなくなって…
入江さんは、私が故郷に戻ってから(同郷だったので)ご家族から訃報の連絡をいただきました😢
今谷さんの方は連絡が途切れそのままになってしまいました

でも
お二人のこと忘れていませんよ!
ちゃんと思い出せますよ

生きたくて…生きることに必死な彼らと知り合いになったことは
摂食障害という病気をまた違う角度で見る機会でもありました

「厄介な病気だけど甘いな」って😅

生きること自体が困難な病気やや状況、たとえば戦時下や災害時にも、摂食障害なんて言っていられないんではないか⁈
とちょっと思っちゃいます

たぶん摂食障害は時代の病、社会の病なんだと思います

ならば、そうならば、変えていけるとも思うんです
摂食障害を抱えることのない社会へ
摂食障害的な考え方をおこさないですむ社会へ

その病から回復した人たちも
たくさん声をあげ力になろうとしていますね

辛く苦しかった経験を活かして誰かの役に立てたら…誰かの解決の力に少しでもなれたら…
そしたら(暗黒の15年に意味があったと)実は私自身が救われるかもしれません

興味あって読んでくださる方がいたら
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