ロマンチックなレンズを求めて。 The romantic lenses
いい感じの写真は、きれいに撮れている写真というわけではないですよね。
そこには、なにかしら「いい感じファクター」が存在していて、それはアナログの揺らぎだったりすると、思うのです。
(Fujifilm smart shot plus 26mm f8: 詳細はこちら)
写真はレンズが主役で、そのレンズはいまだアナログです。実際の設計でもコンピューターはサポートで、基本は人間が考えていて、メーカーごとに個性が違います。複雑系であり、どのように妥協してまとめるか。コンピューター主体によるレンズ設計は、量子コンピューターで超並列計算するまで無理なのではないでしょうか。
(YASHICA ELECTRO 35 GX 40mmf1.7 : 詳細はこちらで!)
そんなアナログ・レンズの揺らぎは、プリミティブな方が味が出ます。そして、古いレンズからいい味が出るのは事実。でもクラシックレンズはとても高価。ここでは中途半端な時代の、一般向けレンズを中心に紹介します。
カメラは高級品だったので、一般向けといっても決して安かったわけではありません。とくにレンズが固定されたカメラは、話題になりにくく、たくさん売れたとこも災いして、中古価格は捨て値状態です。
レンズ交換式のカメラはマウントアダプターを使うと、現代のデジカメにレンズが装着できます。いっぽう、レンズ固定のカメラを使うにはフイルムで撮ることになります。それにはお金が必要ですし、情報も限定されていて、いろいろ試すのも大変です。ここでは違う方法、カメラからレンズを分解して、手間をかけてデジカメ用のマウントを装着する方法を紹介します。これだと壊れたカメラが使用できるので、極端に安くできます。
古いカメラからレンズを分解して、現代のデジカメにつける。
(CHINON 35 FX 35mmf4.5: 詳細はこちらのブログで!)
どんなレンズだと自分好みのロマンチックな写真が撮れるのか、参考になればと思います。気に入ったカメラはフイルムで撮っても良いですし、同じように改造しても素敵な結果を得られるでしょう。
これから、私のお気に入りのレンズたちを 紹介していきたいと思います。
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