【蒸溜所見学】マルス信州蒸溜所.20230825
8月25日(金)、父と2人で木曽駒ヶ岳へ登山に行く。
その帰りがけ、本坊酒造のウイスキー蒸溜所:マルス信州蒸溜所を訪れた。
筆者は、毎年夏と秋に木曽駒ヶ岳へ行くのだが、ウイスキーにハマるまで、近くに蒸溜所があるとは知らなかった。
蒸溜所は、駒ヶ岳ロープウェイに乗るために車を置く、菅の台バスセンターから車で5分ほど、大田切川を渡ったところにある。
大変残念なことに、8月21日から9月1日まで、蒸留設備はメンテナンスのため見学ができないという。
しかし、試飲のできるバーや売店は利用可能である。
ひじょうに綺麗で洗練された空間であるなぁ、というのが第一印象であった。
平日の午後、かつ蒸溜所見学ができない期間であったということもあるだろうが、来場しているのは我々を含めて3~4組で、落ち着いた時間が流れている。
駒ヶ岳山麓の綺麗な景色と澄んだ空気とも相まって、とても素敵な場所である。
次の機会には、必ず蒸溜所も見学したい。
父親に運転してもらっているので、ありがたく試飲をさせてもらう。
我が家でウイスキーを飲むのは私だけなのだが、父親も、息子がウイスキーにハマりつつあるということに驚いているらしい 笑
お酒というのは、本当に不思議なものだ。
20歳を迎えた当初、お酒が美味しいと思える日が来るとは、想像もしていなかった。
2023年3月、余市蒸溜所になんとなく行き、そこで蒸溜所見学と試飲をしたのが、私にとっておおきな転機となった。
ただ、炭酸飲料が苦手なので、いまでもビールは滅多に飲まない(父はビールが好きなので、やや残念がっていたが)。
そんな話をしながら、おすすめ試飲セットのようなものを注文(1,500円)。
香りや後味、口に含んだ感じなど、いわゆるテイスティングノートについては、現在さまざまな語彙を勉強中である。
そのため、「それぞれ違うのはわかるが、うまく言語化できない」というのが現状だ。
味わいをうまく言語化できるようになることが、ウイスキーを「趣味」として楽しむうえで重要な・かつ面白いポイントになるのだろうな、と感じる。
飲んだ印象でいえば、右端の「MARS MALT GALLERY」が、もっともインパクトが強かった。
シェリー樽で熟成させたカスクストレングスで、アルコール度数60%超えというのもあって、かなり刺激を感じる。
3種類とも違った飲みごたえで、あらためてウイスキーの奥深さを実感した1日であった。
結局、左端の「MARS MALTAGE」と、オリジナルの定数ティンググラスを購入。
これから、さまざまな蒸溜所オリジナルのウイスキーが、自宅にストックされていくことになるだろう 笑