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3時45分起床を365日つづける大学院生のモーニングルーティーン

私は、毎朝3時45分に起床している。
旅行にいくとき、あるいは体調が悪いときをのぞいて、平日・休日の区別なく毎日同じリズムだ。
これは、学生であり、かつ自宅から通学しているという、私がいま置かれている環境によって可能になっている、ということも理解している。そうした前提を踏まえた上で、今回は、私が起床してから大学に行くまでを時系列で並べてみた。

3:45 起床

iPhoneのアラームとともに起床する。その後、ベッドメイキングと着替え、洗顔を済ませる。
起きてすぐ、布団を整えることで、頭を睡眠モードから活動モードに切り替えることができている気がする。
また、メガネをかけている私は、このタイミングでメガネもクリーナーできれいにする。これは、メガネをかけ始めた小学校低学年の頃からずっとつづけている習慣かもしれない。もはや、習慣というよりこだわりかもしれない 笑

3:55 風呂掃除

ここでも、掃除が登場する 笑
お風呂は、とくに湿気がこもりやすい場所であるため、朝早くに掃除をし、しっかりと水気をきって乾燥させることにしている。
ただ、地震など有事の際、残り湯が必要になる可能性もある。災害に備えるという意味では、あまりよい掃除のタイミングではないのかもしれない。

4:05 モーニングページ、新聞講読

YouTuberの平岡さんのチャンネルを見るようになってから、毎日モーニングページを2年間ほどつづけている。
思いついたことを、思いつくままにどんどん書いていく。まさに、「心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつく」る状態だ。私は、KOKUYOの野帳を愛用しており、毎日見開き1ページ分書いている。
思考がすっきりし、また忘れかけていたタスクを思い出したり、自分の内面としっかり向き合う時間となっている。

そのあと、新聞を読む。細かく読むのではなく、ざっと目を通しながら、気になった記事だけ拾い読みをする、という感じだ。

4:30 英語の練習

やはり、語学は継続が命である。毎日、欠かさず英語に触れるようにしている。
とくに、「話す」練習は、意識的に日常生活に入れ込まないと忘れがちになる。いざ話そうと思ったとき、「思考がそのまま英語になる」という状態が理想だ。
この状態を目指して、「ELSA Speak」というアプリを使用している。これは、AIが自分の発話を聞き取り、流暢さ・発音の正確性・抑揚などをチェックしてくれる、というサービスだ。
ひとりで朝からスマホに向かって話しかける姿はやや滑稽に見えるかもしれないが、相手が機械だということもあり、恥ずかしさなどを感じることなく発音のトレーニングができる。
わたしは、2020年の下半期にこのアプリの存在を知ったように記憶しているのだが、すぐにライフタイム会員になった。以来、ほとんど毎日このアプリを使っている。



また、「話す」だけではなく、「聞く」ことにも力を入れている。とくに、人前での発表のしかたや効果的なスライドのつくりかた、といった情報も含めて学習すべく、TEDを視聴している。

「原稿は覚えて本番に挑む」「スライドに語らせるべきではない(=文字を詰め込んではならない)」といったような、基本的なプレゼンスキルを実際の発表から学び、自分のプレゼンのしかたを振り返る機会にもなっている。
もちろん、英語のリスニングにも役立っている。
なお、休日には朝5時から9時まで、飲食店でアルバイトをしている。
そのため、語学学習以降の流れは、休日のばあい帰宅後になる。

5:00 イタリア語の練習

2023年になってから、イタリア語も新たに学習し始めた。
なぜイタリア語なのかは、実は自分でも定かではない 笑。ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズが好きなのだが、そのなかの一作『天使と悪魔』において、バチカン市国が舞台だったことが、影響しているのかもしれない。
大学の第二言語としてラテン語を履修していたこともあり、名詞に性があること、人称と単複によって語形が変化することなどには、すぐなじむことができている。
いまは、もっぱらNHKのラジオ講座を利用して、毎日少しずつ発音の練習や語彙の獲得をめざしている。

ラテン語には前置詞がなく、それを名詞の格変化で代用しているのだが、イタリア語にはさまざまな前置詞が存在し、しかも定冠詞との結びつきによってさまざまにかたちを変化させる。これをおぼえるのがひと苦労なのだが、やはり語学は面白い。

5:30 読書やYouTube鑑賞

語学学習がひと段落したら、すこし息抜き。
ギターを弾いているので、つぎにコピーしたい曲を探しながら音楽を聴いたり、研究でもちいる論文を読んだりしている。
ちなみに、論文管理はPaperPileというサブスクサービスを使っている。Google Scholarとの連携がひじょうに便利。

6:00 朝食、身支度

我が家には、高校生の弟と妹がいるため、2人の出発時刻に合わせて朝食は6時ごろ、母が用意してくれる。
朝食を食べ終えたら、いつでも出発できるようこのタイミングで身支度を整えてしまう。

6:30 その日に応じたタスク消化

メルカリ等の発送準備をしたり、授業で割り当てられた論文を読み、要点をレジュメにまとめたり、など、その日に手をつけるべきタスクを洗い出し、それをこなしていく。
この時間で終わりそうにないものは、授業の空きコマや別日にやれないか調整しつつ、Googleカレンダーに期日を登録しておく。
また、とくにタスクがない日については、修士論文の下書きを進めるか、講読リストに入れておいた文献を読み、Good Notes5に要点をまとめていく。

7:15 部屋の掃除

自室と居間、それから台所の掃除をおこなう。我が家は廊下と台所以外は畳敷きの一軒家であり、毎日掃除しないとあっという間にホコリがたまってしまう。

7:30 コーヒーを淹れてNote執筆

8:00 ギター練習

エレキギターの練習をする。高校入学と同時に始めたので、2023年時点で8年目に突入するのだが、いまだに苦手な運指やリズムがあるのが現実だ。
YouTubeで基礎トレーニングの動画を見ながら、すこしずつフォームを矯正し、また自分の弾きたい曲も並行して練習している。

9:00 大学へ向け出発

終わりに

あらためて書き出してみると、我ながらおもしろい生活をしているな、という実感がある。
ひとまず、大学院卒業まではこのリズムをキープしていくことだろう。

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