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お金のコモデティ化について

内閣府や経産省でベンチャーのエコシステムなど、先進的な分野に取り組まれていらっしゃる増島 雅和 さんに事業の壁打ちをして頂きました。

近年になり「お金の価値が下がっている」というトピックが非常に面白かったので、シェアします。

camp fireの家入さんや、gumiの國光さんなど新しい価値を創っている方々の間で「お金は徐々に価値が低くなっている」認識が広がっているそうです。

何故でしょうか?
ディスカッションした結果、様々な観点が出たのですが、1番納得できたのは「お金以外の指標にお金の価値が奪われたため」という意見でした。

お金とは、価値の交換手段です。しかし、その交換手段が、お金から、フォロワー数やいいね数によって代替され始めているのでは?という視点です。

具体的にはツイッターやVALUなどの登場でその人の影響力(価値)を一昔前はお金や土地、会社規模など有形資産のみで表されてたのに対し、現在は、有形資産に加え、フォロワー数やいいね数など無形資産によって判断されるようなっています。

つまり、影響力(価値)を表す指標が有形資産オンリーから無形資産を加えたものになったため、相対的に有形資産の価値が下がっているのだろう、と。

しかし、家入さん達などはお金を通して会社を運用されているのに、その価値が低くなるのを受け入れてるのが自己矛盾を抱えていて、なんだか心が踊りました。

今後ますます、個人がどれだけ自分に嘘偽りなく、正直に生きているか(そのまんまであるか)というのは資産になっていくんだろうなーと感じました。忖度や擬態が必要なシチュエーションもあるかもしれませんが、なるたけ正直に素直に生きて行きたいです。

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