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逆パワハラ???

最近は、本来の弱者が強者を倒す場面が、増えたような気がしている。

昔から「ペンは剣よりも強し」なんて言葉があるように、戦い方によっては、相手を倒せるんだ。みたいな。

最近思うのは、従来やられていた方が、相手を言い負かすようなケースが多い。特にセクハラ。

パワハラは、従来より若干被害者側が強くなってるかな?くらいで、やっぱり本来の権力者側が幅を利かせていると思う。

で、セクハラは思い切り相手目線になっていて、相手を不快に思わせたらアウト。まったく同じ言動をしても、イケメン課長はセーフ、エロ部長はアウトとか、相手によって変わったりする非常に難解なルールが適用される。

物理的に触ったらダメ。は、まだ分かるが、「今のは下ネタだ!」とか、「今、変な目で見た!」とか言われたら、「いやいやいや、そんなつもりじゃないから。」なんて言っても、イケメン課長はともかく、エロ部長では聞く耳をもたれない。

まあ、昔は確かに、会社の中で飲み屋のお姉ちゃんに話しかけるような、下ネタ連発口調の人は見かけたが、今日ではさすがにそこまでの人はいない。

とはいえ、言ったもん勝ちの時代になってるもんで、男性軍はなるべくイケメン課長のような解釈をしてもらえるように、日頃から愛想よくしたり、チョコ配ったりと余念がない。

エロおじさんの被害妄想ならいいんだが、現実世界は厳しい。社会人たるもの、全てのリスクを排除しないと幸福に暮らせないのである。

若い女子社員の会話に、先輩異性からのアドバイスと思って下手に割って入ると、「それセクハラですよっ!!!」 と、キッ!と睨み付けられる。

業務なのに、強い口調で指示すると、「あ~今のはパワハラかぁ~!?」と、これまた睨み付けられる。


なんでだ。いつからこうなった???


「セクハラですよ!」 とか 「パワハラですよ!」 ってキーワード自体が、パワハラじゃい!!!

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