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アンダーロフト
アンダーロフトは、名古屋や熊本などで採用され、特に女性に好まれています。通常のロフトでは、梯子や固定階段を使って上り下りする必要があり、利便性に欠けるという難点があります。また、最上階のロフトの場合は、屋根に近くてかなり暑くなり、使いづらいという意見も多くあります。
アンダーロフトは、通常のロフトとは逆に配置されるため、フロアレベルが続き、使い勝手も良く空間の広さも感じられますで。また、屋根からも離れるため、室内の環境も良好です。
👇参考実例動画 アンダーロフト(YouTube)
👇参考実例動画 アンダーロフト+通常ロフトの組み合わせ(YouTube)
👇参考実例動画 アンダーロフト(YouTube)
👇参考実例動画 アンダーロフト(YouTube)
このようにアンダーロフトのメリットが多くありますが、地域が限定され実例が少ないです。それは、ロフトについての規制が各行政であるからです。ロフトは居室として使用することは許されず、小規模な物置としてのみ計画が許されています。アンダーロフトはフロアレベルで床が続くため、居室としての利用が考えらるため、多くの行政では計画が許可されていません。都内等はかなり厳しく規制されているためアンダーロフトの計画ができません。
👇東京都大田区規制
![](https://assets.st-note.com/img/1712629227006-AXVCwZCD6s.png)
では、なぜ名古屋等の地域ではアンダーロフトの計画ができるのでしょうか?それは、明確に横からの利用を許可しているからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712629715332-KdQZvYcEEW.png)
このように規制が多く、地域が限定されているアンダーロフトですが、他の地域でも計画を実現したい、差別化を図る一つの方法として検討したいという投資家さんの意見をこれまで多く聞いてきました。そこで、審査機関と協議を行い、計画が可能な方法として一つの結論に至りました。(条件あり)
アンダーロフトについて、なんとか都内でやれないか?強い要望があったので審査機関と打合せ。そもそもなぜ都内がNGかというと👇の動画のように横から人がロフトへ出入するのを、明確に❌と明文化されているため。ただ、それについてアイデアがあったので協議を行いました。… pic.twitter.com/p14ePnuyiW
— わん一級建築士・CMr (@SyqkvoIWnrTVNeK) April 8, 2024
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