「note」癒える日本

新たなる地平（例えば「対話」に於いて）

SNSである疑問が提起されていたので、そのコメント欄でやりとりをした。

数度、言葉を交わして、自分の想うところを述べたが、相手は「日本語として理解できない表現である」と感想を述べ、自説を述べたい様であった。

何も難しい表現も、特殊な言葉を使ったつもりはない。ただ、その投稿した相手は自身が期待していた答えをこちらがしなかったので、「わかりたくはない」「そんなことは答えてほしい内容と違う」という様子がありありと感じられて、純粋に何かを知りたくて質問をしたのではなく、あくまで自説を述べんがために問題を提起したのが明白と感じられた。

こちらとしては、「対話」を期待して、コメントした。対話とは、自他の地平から、想いもつかなかった新たなる見解へと至り、これまでに到達することのできなかった全き新たなる地平を開くためになされ、そこにこそ、意義があると考える。

こちらの意見を真面に受け止める気もない相手の意見をこちらとしても聴いて差し上げる義理などない。そう想い、その後は返答もせず、彼が今後、何事かを提起してもコメントすることもないだろう。

時間の無駄ほど勿体無いものはない。何をしないのかが、人生に於いては重大事である、という格言を改めて心に抱いた。