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エンゲージメント経営①:エンゲージメントの定義と測定方法について

読書ノート(41日目)
今日からは、最近の関心事である
エンゲージメントに関する本です。

・社員エンゲージメントとは
「自分が所属する組織と自分の仕事に熱意を持って
 自発的に貢献しようとする社員の意欲」

・社員満足度とは、社員が会社に満足しているか
 であり、社員から見た一方向的なもの

・社員エンゲージメントは、
 会社と社員の双方向的な関係を問うもの
 「会社は社員が期待する事を提供できているか?」
 「社員が仕事に幸せを感じて意欲的に取り組めているか?」

「エンゲージメント経営」

エンゲージメントの定義は様々ありますが
コーン・フェリー社では、
会社と社員の双方向的な関係としている点が
特徴的だと思いました。

日経新聞だと、ギャラップ社の調査結果を
引用する際に「仕事への熱意度」と訳しており
様々な定義があるのだと思います。

他にも、会社や組織への貢献意欲や
相思相愛度合いなど、
会社により定義は様々…

そんなエンゲージメントについて
その歴史から振り返った記事がありましたので
参考までに紹介します。

「業績を高めるエンゲージメント向上の取組み」
 (あしたのチーム総研)
https://inouz.jp/times/wp-content/themes/inouztimes/pdf/ashita-team_3.pdf

エンゲージメントが最初に注目されたのは
1990年にボストン大学の心理学者であった
カーン教授によるものとの事で、
従業員の仕事への心理的・感情的な
打ち込み度合いが、個人業績ひい ては
企業業績を左右すると発表したようです。

その後、 オランダ・ユカレヒト大学の
ショーフェリ教授らが 2004 年の論文で
「ワーク・エンゲージ メント」の定義を
打ち立たとのこと。

https://inouz.jp/times/wp-content/themes/inouztimes/pdf/ashita-team_3.pdf

エンゲージメントはこの3つから構成される
というのは、今でも多くのサーベイ会社や
企業での独自サーベイで活用されています。

そして、この段階では「自身の仕事」に対する
エンゲージメントの領域に留まっていたところ
「組織に対する」エンゲージメントが着目され
2007 年にアメリカの調査会社のギャラップ社により
「従業員エンゲージメント」として広く認知が
されるようになったとのこと。

ギャラップ社が開発したエンゲージメント調査
"Q.12"「12の質問」は人事にお詳しい方々は
既にご存知な方々も多いことと思います。

https://motifyhr.jp/blog/engagement/12questions/

これら12問を社員が5段階評価で回答し
組織のエンゲージメントを測定する。

他にも例えばキンセントリック社では
Say、Stay、Striveの3つの要素から
エンゲージメントを測定できるとしており
各社で様々な測定方法があるようです。

https://jinjibu.jp/materials/index.php

…と、ここまでエンゲージメントについて
様々な会社の視点から紹介をしてきましたが
エンゲージメント自体が奥深い内容ですし
今週は集中してエンゲージメントについて
学んでいこうと思います。

それではまた明日ー!

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