見出し画像

ほったらかしておけば儲かるの?|投資信託を3年6ヶ月積み立てた収益を公開(*半年ごとに更新)

まだ銀行にお金貯めてるの?

見出しは某有名ブロガーの方のオマージュです(笑)ブログで、銀行にお金を貯めておくくらいなら、投資信託の積立てにお金を回したらどうか、という内容の記事を書きました。

もともと銀行預金は低金利でしたし、さらに2016年2月16日からマイナス金利が導入されたのを受け、個人預金の金利も引き下げを検討しているとか。これでは定期預金の金利すら期待できませんね。

さらに銀行からお金を引き出す場合、状況によってはATM手数料がかかりますから、実質的には個人預金もマイナス金利であると言えなくもないです。

そういうわけなので、貯蓄自体を否定はしませんが、銀行口座においておくお金というのは必要最低限にとどめておいて、残りは投資に回すべきだと思います。

投資というと株式投資を真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、必ずしもそうではなく、例えば読書をしたり、習い事をするといったことも自分への投資と言えるでしょう。

私自身は、投資の選択肢の一つとして、投資信託を選択しました。投資信託のメリットですが、「少額から分散投資が可能」「長期投資に向いている」という2点が大きいと思います。

投資信託については、ブログ記事でも触れていますので、そちらもご覧ください。投資信託についてのオススメ本も紹介しています。

関連「銀行預金するくらいなら投資信託の積立てをしよう

株式投資などをしていると、最近ならチャイナショック、少し前ならリーマンショックなど、金融恐慌のリスクを無視することはできません。

一方、投資信託の積立てで長期投資を行う場合、こういったリスクに一喜一憂する必要がないんです。詳しい話はブログで紹介しているセゾン投信の中野社長の著書を読まれると良いでしょう。

とはいえ、本当に積立てをしていれば利益が出るの?というのは至極まっとうな疑問だと思います。実際問題リスク商品であることは変わりないため、必ず利益がでるとは私も思っていません。

しかし、投信信託選びを正しく行い、積立てで長期投資を行えば、極めて高い確率で利益が出るのではないかと考えています。

ここでいう長期投資とは、少なくとも10年以上、20〜30年といったスパンの話です。したがってせっかちな方には向いていない投資かもしれないです。

これから投資信託の積立てを初めて長期投資をしよう、と思ってくれた人のために、私がこれまで投資信託の積立てをして発生している含み益を公開したいと思います。

こちら、半年をめどに収益額を更新していくつもりですので、これから情報の質は上がっていきます。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」

私が積立てを行っているのは、セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」です。これは世界30カ国以上の株式と、10カ国以上の債券に投資でき、販売手数料が0%という優れもの。

あとは純資産総額、つまりこの投資信託に投資されているお金の送料ですが、これが右肩上がりを続けているというのは非常に重要なこと。

興味のある方は、ぜひ公式ページをみて、レポートなどをチェックしてみてください。

・含み益(2016年4/1現在)…49,150円

一応、積立てをしているという証拠として口座画面のスクショを貼っておきます。

簡単にいうと、43万円を積み立てて、49,150円の含み益が発生していますということです。

さて…以外にショボいなと思った方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?

しかし考えてもみてください。利率で見ると、約11.1%の利回りです。参考までに、定期預金金利の比較サイトがあったので、見てみましょう。

参考:「定期預金の金利の比較 2016年のランキング1位

1年ものの定期預金ですが、1位でもわずか0.25%(!?)、失礼ながらそんなに低いの?と思ってしまいました。

これ、マイナス金利が導入されましたから、下手したらもっと下がるということもありえますよね。

マイナス金利導入による混乱で、現在は円高が進んでいますが、日銀の思惑としては円安にしてインフレに持って行きたいわけです。インフレになれば、日本円での銀行預金は実質的に目減りします。

ちなみに、投資信託の積立てで私がやったことで言えば、口座開設の手続きと積立ての申請、それだけです。あとはほったらかし。

銀行預金と比べて手間がかかるということは、全くないのです。いかんせん月1万円という少額なのでショボく見えてしまうのですが、7.7%という数字は銀行預金の金利と比べると天と地の差。

3年5ヶ月という期間は、長期投資としてはまだまだなのですが、決して短いとも言えない期間。

この記事を書いている今は、マイナス金利導入の混乱だったりで株価が下がってきていますが、むしろ投資信託を割安で買えるチャンスなので、全く悲観的になっていません。これは長期投資ならではのメリットですね。

最後に念を押しておくと、このレポートは3年5ヶ月投資信託を積み立てたら利益が発生することを保証するものではありません。

ただ、仮に損失が発生したとしても、そこまで深刻なことにはならないでしょう。であれば、ここは思い切ってリスクを取ってみるのも一つの手です。

お金を貯めるなら銀行預金が安全と考えている方は、ぜひとも投資信託の積立てを一つの手段として考えてみてください。

次の更新は、積立てを初めてちょうど4年になる、2016年9月を予定しています。今年は年初から株価が下がっていますがどうなるのでしょうか?お楽しみに!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?